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アスリートに“セカンドキャリア”という言葉はふさわしいのか? 9月16日(金)「第4回アスリートビジネスサミット」熊本で初開催!

アスリートに特化したビジネス教育機関「Athletes Business United(ABU)」学長の中田です。
このたび、ABU主催「アスリートビジネスサミット」を熊本市で開催する運びとなりました。アスリートビジネスサミットとは、スポーツとビジネスの融合をテーマにこれまで東京や大阪で開催、経営者やビジネスパーソン、またアスリートなど多数ご参加いただいているイベントです。

これまで大都市圏で開催してきました同サミット、今回初めて九州・熊本市で開催する運びとなりました。なぜ熊本で開催するのか?については後ほどお話しいたします。

【アスリートビジネスサミットin熊本】

日時:9月16日(金)18時開演
場所:KKRホテル熊本
   熊本市中央区千葉城町3−31

https://abu-summit.peatix.com/
主催:株式会社A.B.United
協力:一般社団法人おうえんフェス


第1部では福岡ソフトバンクホークスやメジャーリーグで活躍し、今なお独立リーグで現役選手としてプレーしている川﨑宗則さんをゲストにお迎えし、対談形式でのトークショーをお届けします。
ビジネスパーソン代表として株式会社ペライチ創業者会長であり、上場企業数社を含む100以上の法人や自治体やプロジェクト等のFounder・代表・役員・顧問等を務めている山下翔一氏(ABUアドバイザー)にもご登壇いただき、私と3人で対談させていただきます。


テーマは「ドラマじゃない?アスリートのセカンドキャリアの現実と課題」

川﨑さんと打ち合わせした際、彼はこう仰いました。


「中田さん、日本のアスリートは現役でいる間に競技生活が終わった後のことを考えなさすぎです。スポーツを職業にした時点で既にキャリアはスタートしています。だから僕は”セカンドキャリア”という言葉が大嫌いなんです!」

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現役選手であろうと学生であろうと、人は誰もが一度しかない自分オリジナルの人生を歩んでいます。人生に第一も第二もない、綿々と続く人生の一部がたまたまアスリートである時期があるだけです。


中には働きながらアスリートをしている方もたくさんいます。
チームのスポンサー企業で働きながら競技をしているある選手は、以前私にこう言いました。

「スポーツするために働いているだけなので、スポーツしている間以外、仕事も含めて何も楽しくないですよ。仕事に夢?そんなものはないです。ただ生活費を稼ぐ必要があるのでしているだけで、スポーツができれば仕事は何でもいいんです。」

メジャーリーグで活躍しアメリカのアスリート達の「人生に対する考え方」を見聞きしてきた川﨑選手は日本のアスリートが自分の人生を何も考えていないことに危機感を持っていらっしゃいます。お金に対する知識もない、仕事も誰かが何かを与えてくれるだろうという受け身な姿勢、また「現役中に引退後のことを考えること自体がご法度」という閉鎖的な空気など、国内におけるアスリートを取り巻く環境そのものに大きな課題があると話してくださいました。

その川﨑選手と一緒に登壇いただく方が株式会社ペライチ創業者であり取締役会長の山下翔一さん。山下さんはABUのアドバイザーも務めていただいている方で、地方創生に命をかけて取り組んでいる若きリーダーです。「アスリートの力で地方を元気にしよう!」という弊社の志に共感いただき、これまでさまざまな地域でご一緒してきました。

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琉球アスティーダ主催の「アスティーダフェス」でもご一緒させていただきました。

【アスリートビジネスサミット】
第1部:アスリート×ビジネスパーソン対談
「ドラマじゃない?アスリートのセカンドキャリアの現実と課題」
登壇者:川﨑宗則/山下翔一/中田仁之(モデレーター中野佳代子)
詳しくはこちらをご覧ください

https://abu-summit.peatix.com/


そして、第2部ではABUで学ぶアスリート受講生が登壇し、パネルディスカッションを開催します。
まずはプロ野球選手・香月良仁さん。久留米市の出身である彼は千葉ロッテマリーンズで活躍した後、今は熊本市で「e-スポーツ×農業×野球」をテーマにした会社を経営しています。

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続いて、元Jリーガー馬場賢治さん。Jリーガーとしてヴィッセル神戸からキャリアをスタート、その後13年間プロとして活躍しました。7つのクラブでプレーした経験があり、大分・鹿児島でもプレーした経験があります。現在はアパレルブランド「MIND PLUS」を創業、株式会社化し経営者として歩み始めています。

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そしてもう一人、武術太極拳日本代表の現役選手である別当響さん。
皆さん、武術太極拳ってご存知ですか?日本では「カンフー」の方が馴染みがあると思います。彼はその武術太極拳の「型(打撃等のない採点競技)」の現役の日本代表選手です。

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彼ら3名と私でパネルディスカッションをお届けします。
テーマは「アスリートが社会で活躍するためには何が必要だろう?」
引退してからこれまでに味わった「しくじり」なども含め、リアルな告白話をワイワイお話しいたします。

第2部:アスリート受講生によるパネルディスカッション
「アスリートが社会で活躍するためには何が必要だろう?」

登壇者:香月良仁/馬場賢治/別当響/中田仁之(モデレーター中野佳代子)
詳しくはこちらをご覧ください

https://abu-summit.peatix.com/

そして、VIP席をご購入下さった方には第3部として、登壇者と一緒に交流できる懇親会をご用意いたしました。ホテル側の万全な感染対策のもと、着席ビュッフェでお食事をご一緒いたしましょう。(*川﨑選手は次の予定があるため懇親会には参加できません)


ちなみに、香月さんは翌日の9月17日〜18日まで熊本市のくまもと街なか広場で「熊本福幸スポーツフェスティバル」を開催、ゼロから企画を立ち上げ、多くの方を巻き込みながら準備を進めてきました。

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なぜ熊本で開催するのか?

今回、私には縁もゆかりもない熊本で開催する理由はいくつかあります。

ひとつには、上記の香月良仁さんのイベントを応援したいから。
「熊本の復興のために何かしたいんです!」
と香月さんから相談を受けたのが今年の春。
これまでイベントを主催したこともないし、何のノウハウもない。資金だって潤沢にあるわけじゃない。普通なら慎重に考えたら?と言ったかもしれません。しかし私は「やってみようや!」と背中を押しました。理由は彼の「熱量」と「何があっても諦めない覚悟」を感じたから。どんな事業であれ、何かに挑戦する時には「熱意と覚悟」が必要だと私は考えており、常々受講生に話しています。
彼の熱意と覚悟を応援したい!それであれば前日にサミットを開催し、スタッフや仲間や登壇者と一緒に香月さんのイベントに行けば本気の応援になるんじゃないか?と考え、熊本での開催を決断しました。

もうひとつ、熊本で開催する理由があります。それは「スポーツの力で地方を元気にしたい!」という私の考えがあるから。熊本にはロアッソ熊本や火の国サラマンダーズ、熊本ヴォルターズなどのスポーツチームがあり、スポーツ熱が高い地域であることや、地元愛が強くスポーツとの親和性も強い熊本の福幸に協力したい、という想いからです。

今もまだ猛威を振るうコロナウィルス、大人数での集会に対してネガティヴな世論、地の利のなさなど諦める理由を並べるとキリがありません。しかし、私も諦めませんでした。熊本を中心とした九州の皆さんに、スポーツが持つ可能性やアスリートの「リアル」を感じていただき元気になってもらいたい!その一心で準備を進めています。

「スポーツ×○○」には、
あらゆる業種の事業を加速させる可能性があります。

アスリートにビジネス教育を提供し、
就職・起業・など様々なネクストキャリアを支援する
「Athletes Business United」がお届けする
『第4回アスリートビジネスサミット2022 in 熊本』

以下の項目にひとつでも当てはまる方は
ぜひご参加ください。

・観るのもするのもスポーツが大好き
・ビジネスや社会貢献に取り組むアスリートと繋がりたい
・アスリートのセカンドキャリアに関心がある
・アスリート人材を採用したい
・広報やプロモーションにアスリートを起用したい
スポーツビジネスに興味がある
・地方創生やSDGs、健康経営に興味がある
・チームをスポンサーしているがメリットを活用できていない

ぜひ、多くの方にお越しいただき、スポーツの持つ可能性を感じる機会にしていただければ幸いでございます。

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