ドラフト会議直前に思うこと
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ドラフト会議直前に思うこと

アスリートに特化したビジネス教育機関「日本営業大学®︎」学長の中田です。

今日10月11日はプロ野球ドラフト会議。今年も恐らくNPB12球団に120名ほどの選手が指名され入団していくことと思います。と同時に、120名ほどの選手が引退または戦力外となります。ドラフト会議直前の今、戦力外を通告された選手たちはどんな心境でいるのでしょう?ドラフト会議を希望に満ちて待ち望んでいたあの日を思い出すのでしょうか?そこから先の自分の不甲斐なさを責めるのでしょうか?

今日はそんな戦力外を通告された皆さんにメッセージを書かせていただきます。

東大に入るよりも難しい世界

子供の頃からずっとプロ野球選手になることを目標に頑張ってきた皆さんは、見事にその目標を達成しプロ野球選手となりました。野球が大好きで、チームメイトと比べても頭ひとつ抜きん出ていた皆さんはきっと野球が楽しくて仕方なかったと思います。多くの野球選手の内、レギュラーメンバーでなかった選手のほとんどが次のカテゴリー(中学→高校、高校→大学)で野球を離れるというのが一般的な中、日本最高峰のカテゴリーであるプロ野球選手となった皆さんは、東大に入るよりも難しいと言われる狭き門をくぐり抜けてきた勝者です。

プロ野球の世界はアマチュアとは違い、さらに厳しい環境だったと思います。毎日チーム内での熾烈な競争にさらされ、試合に出ては相手との勝負にさらされ、ほとんど休みなく身体と心を酷使してきたはずです。しかし、思うような結果が出なかった、怪我の影響で満足にプレーできなかった、チームの方針にハマらなかった、監督コーチとソリが合わなかった等様々な要因があり、戦力外となってしまいました。

皆さんは今、プロ野球選手以外の世界のことは何も知らないし、これから先の自分のことが想像できないのではないでしょうか?人には誰しも「知らないことは怖い」という防衛本能が備わっています。ですから、自分の見えている範囲、つまり自分の知っていることの中から道を選択してしまいます。実は、ここに落とし穴があるのです。

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知らないことは怖い

知らないことは怖いのは誰でも当たり前に持っている本能です。だから知っている人〜これまでお世話になったスカウトの方や学生時代の恩師など〜に挨拶に行きアドバイスを求めることをします。あるいは、プロ野球選手時代に築いた人脈でも良いでしょう。そしてこう聴きます。

「僕はこれからどうしたらいいでしょう?」

その時に「君はまだ若いからやりたい事はなんでもできるよ」というアドバイスをくれる方は、皆さんの未来を真剣に考えていない可能性が高いです。何でもできるというのは無責任なアドバイスであり、何ができるか?どうしたらいいか?という相談に対する答えではありません。そうではなくて、本当は何がしたいのか?誰に恩返しがしたいのか?誰の役に立ちたいのか?というあなたの根っこの部分を聴いてくれる方は信頼してもいいと思います。

しかし、誰のどんなアドバイスも正解ではありません。いや、正しく言うとあなたが選択したことがあなたにとっての正解なので、誰もどれが正解かは教えてくれません。決めるのは自分なのです。


決める、ということ

決めるということは同時に「捨てる」ことを意味します。A/B/Cという3つの道があった時、Aを選ぶということはすなわちB/Cを捨てるということ。決めて断つから決断なのです。そう思えばこれまでの人生も決断の連続だったはず。どの高校に進もうかという大きな決断もあれば、ランチはカレーにしようかラーメンにしようかという日常の決断もあったでしょう。それと同じ構造で、ひとつを選んだら他の選択肢は捨てる、そうでなければ前に進めません。

知らないことは怖いのは誰でも当たり前に持っている本能です。だから、多くの人は「自分の知っている世界」の中から選択肢を導き出そうとします。引退直後のプロ野球選手が考える選択肢の多くは「球団職員として残る」「カテゴリーを下げて野球を続ける」「野球に関わる仕事を探す」「飲食店を始めてみる」「野球教室を始めてみる」といったところが一般的です。そして、どこかの企業に就職する場合でも「自分の知っている世界にいる方」からの紹介に飛びつくことが多いです。

ここまでお読みいただいた方は、いかに選択肢が少ないか、ということに気づいていただいたかと思います。あなたが知っている世界の中でしか選択肢が出てこないのは防衛本能のしわざなので仕方ないのですが、あなたがまだ知らない世界の方が圧倒的に広くて可能性に満ちているのです。プロ野球という世界がいかに狭く閉鎖的であるかに気づくには、外の世界に飛び出してみることしかありません。

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元横浜DeNAベイスターズ橋本太郎氏(現・株式会社BIG UNIT代表取締役)


外に飛び出す勇気はあるか?

他の競技を引退したアスリートはどんなビジネスをしているのだろう?社会で活躍しているビジネスパーソンはどんな価値観を持っているのだろう?その前に、世の中の仕組み、社会のルール、ビジネスの基本って何だろう?これらのことを知ろうとすること、自ら一歩を踏み出して情報を取りに行くことで、あなたの未来が大きく変わります。

今の時点で知らないことは何も恥ずかしいことじゃない。しかし、知らないことに気づいていながら知ろうとしないこと、誰かが何か救いの手を差し伸べてくれるだろうと待っていること、これは恥ずかしいことです。

あなたは、職業が「プロ野球選手」ではなくなっただけで、あなた自身の価値は何も下がっていません。これまでは厳しい勝負の世界に身を置いて、誰かに勝つことでしか己の存在価値を認められなかったかもしれません。しかしもう大丈夫です。あなたがプロの世界でしのぎを削ってきた経験は、必ずこれからの人生で活かすことができます。


これからするべきこと

まずはお世話になった方々にきちんとご挨拶をして、色んな人の話を聴いて、それからは最後の決断をするために知識を得て欲しい。あなたの人生のハンドルを他人任せではなく自分で持つために、ビジネスの基本と社会のルールを学ぶ時間を持ってほしい。野球と同じようにビジネスにも基本がありルールがあります。日本営業大学はアスリートに特化したビジネス教育機関です。様々な競技に取り組むアスリートと一緒に学び接することで、あなたの未来が大きく変わることは間違いありません。

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これまで多くの人から応援していただいたことに感謝して、これからあなたは多くの人を応援し影響を与える人間になっていきます。我々はそんなアスリートを全力でサポートしています。

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皆さんの野球選手としての能力(走攻守)は一般社会の中では役に立ちません。しかし、これまで必死になって野球に取り組んできた中で得た考え方や体験したことは必ず社会で活かすことができます。その方法は学ぶことから始まります。皆さんのこれまでに敬意を表し、皆さんの今後に期待しています!

日本営業大学学長 中田仁之(プロフィールは写真をクリックしてください)

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https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%AD%E7%94%B0%E4%BB%81%E4%B9%8B

https://ja.wikipedia.org/wiki/中田仁之

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