スポーツの力で”well-being”を実現しよう！

日本営業大学 学長の中田仁之です。先日、沖縄アリーナで開催された卓球Tリーグ前年度覇者「琉球アスティーダ」が主催の、ビジネス・スポーツ・エンタメ・食の祭典「アスティーダフェスティバル」に行ってきました。

熱気溢れるアスティーダフェスの会場で、琉球アスティーダの早川周作社長、株式会社ペライチ創業者であり琉球アスティーダ社外監査役でもある山下翔一会長、元千葉ロッテマリーンズで現在熊本で事業を経営しつつ日本営業大学で学んでいる香月良仁さんと私でトークショーを開催しました。

テーマは「アスリートと地域の一体化がもたらす長期的な成長とは？」

早川さんの著書『琉球アスティーダの奇跡』に次の一節があります。

「中世の時代からスポ ーツや芸術は 、どれほどテクノロジ ーが進化し Ａ Ｉが当たり前の世界になっても 、それ自体が消えるものではありません 。なぜかというと 、エモ ーショナルなもの 、人の心を揺さぶるものだからです 。」

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アスリートと地域の一体化がもたらす長期的な成長とは？

本来、経済的な価値よりも上位概念として文化があり、だから人は芸術やスポーツなどエモーショナルな価値に心が動きます。
ひと昔前の露出換算価値モデルではなく、企業がアスリートを支援することで得られるエモーショナルな価値〜従業員のウェルビーイングや高揚感など〜を創り、企業とチームと地域が三位一体となって共に成長するスタンスが求められています。

サッカーが盛んなヨーロッパには多くの街にサッカークラブがあり、そのチームが勝とうが負けようが「わが街のチーム」としてみんなで応援し盛り上がる。チームの応援を通じて、人々の心が豊かになり「また明日も頑張ろう」という勇気をもらえる。これはまさにスポーツの持つ力＝ウェルビーイングを醸成させる力です。
（ウェルビーイング＝幸福で肉体的、精神的、社会的すべてにおいて満たされた状態のこと）

そして、引退したアスリートが引退後もその街に住み、働くことで価値を提供し、部活動指導など地域の子供達の育成に関わり、応援してくれたことへの感謝をその街にあらゆる形で還元する、そんな持続可能なエコシステムを創るべく、日本営業大学は様々な機関と連携しながら挑戦し続けています。

複数自治体の顧問やアドバイザーなど合計で100以上の企業・団体・プロジェクトの代表・役員・社外取締役・顧問等を務めている山下会長は、巻き込み力の天才だと私は思っています。香川県東かがわ市にわくわく課という部署を創り、市民と一緒になって様々なプロジェクトを創出、市民の方が率先してプロジェクト運営を楽しんでいます。その理由は「楽しいから」「わくわくするから」

（画像をクリックするとわくわく課のページへジャンプします↑）

街も企業も同じで、そこにいる人々の想いをひとつにまとめ上げるのは相当ハードルが高いです。なぜなら、人それぞれ働く目的も違えば改革したくない人もいたりと単純な力学で「右向け右」が通用しないから。強引なパワーには必ず反作用が生まれるから。
しかし、楽しいことを楽しんでやっている集団（企業でも街でもスポーツチームでも）には「なんか楽しそうだから参加してみたい」という人が集まり、その集団が目指す未来にワクワクし、一緒にその景色をみたい！という同志が増えていく。

つまり、リーダーの役割とは「楽しいことを考えて、ワクワクする未来のイメージを可能な限り明確に描き、伝え、誰よりも本人が一番楽しんでいる背中を見せること」と言えるかもしれません。

早川さんも山下さんも正にそれを体現されている経営者でありリーダーです。

早川周作：琉球アスティーダスポーツクラブ株式会社 代表取締役、大学受験直前に家業が倒産、父親が蒸発し家財をすべてを失い無理心中寸前まで追い込まれるが、前向きな上昇志向で、大学進学を目指して上京。 朝の新聞配達から深夜の皿洗いまでアルバイトをして、学費を作り明治大学法学部に進学。大学在学中の20代前半から、学生起業家として数多くの会社の経営に参画して活躍する。その後、元首相の秘書として約2年間勉強し、28歳で国政選挙に出馬、次点。 経営者に戻ってからは「日本のベンチャーを育てる」という意志の下、日本最大級の経営者交流会を全国で主催。著書として『人生が変わる！「夢・実現力」』『小さい夢から始めよう。』がある。経済紙、新聞その他のメディア露出多数。 明治大学MBAビジネススクール講師・琉球大学客員教授等業種業界を超えた幅広い分野で活躍している。

昨年のForbesJapanの顔に選ばれた早川さんにぜひ直接会って欲しい！笑いの絶えないお話の中にある学びを感じて欲しい！と思い、早川さんを大阪にお招きし　「第2回アスリートビジネスサミット」を開催することといたしました！

【第2回　アスリートビジネスサミットin大阪】

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詳細
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日時：3/15（火） 17:00〜20:00
懇親会　20:30〜22:00
会場：ホテルモントレ大阪　https://www.hotelmonterey.co.jp/osaka/banquet/hall/48.html
総合司会：田中大貴（元フジテレビ「すぽると！」キャスター）

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プログラム
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第１部　17:00〜18:00
基調講演
早川周作「琉球アスティーダの奇跡」

日本で初めてスポーツクラブを上場に導いたり、トークンを活用して資金調達を行うなど前例のない挑戦を繰り広げている早川さんのお話は、経営者はもちろん成長意欲のあるすべての方にぜひお聴きいただきたい内容です。

第２部 18:00〜19:15
パネルディスカッション
「スポーツの力で企業や地域の”well-being”を実現するには？」

早川周作（琉球アスティーダ　社長）
山下翔一（株式会社ペライチ　会長）＊オンライン参加
松井英幸（ラグビー元高校日本代表監督）
中田 仁之（日本営業大学　学長）
田中大貴（元フジテレビアナウンサー・スポーツアンカー）＊ファシリテーター

スポーツに打ち込んできたアスリートには、類まれなる「非認知能力」が備わっています。諦めずにやり続ける力、ピンチに対する胆力、チームをまとめて導く力など研修などでは養いにくい能力を高いレベルで身につけています。第２部ではアスリートの力を活用して企業や地域社会の”well-being”を実現する方法について、皆さんと一緒に考えます。

第３部 19:15〜20:00
パネルディスカッション②
「アスリートの様々なキャリア事例～日本営業大学の挑戦～」

官野一彦（リオデジャネイロパラリンピック銅メダリスト／現役パラアスリート）
馬場賢治（元Jリーガー／アパレルブランドMIND PLUS代表）
後藤三知（元なでしこジャパン・INAC神戸レオネッサ／現役女子サッカー選手）
別当　響（武術太極拳（カンフー）日本代表／現役選手）
池本誠知（格闘家／株式会社STYLE代表取締役／現役プロレスラー）
檀野　俊（脳腫瘍から復活を遂げた陸上10種競技選手／合同会社Gollirab代表）
中田 仁之（日本営業大学　学長）　

みずからの意志で、時間とお金を「学び」に投資している日本営業大学アスリート受講生と一緒に登壇し、様々なキャリアの実例や日本営業大学が目指している社会についてご紹介します。

＊第１部〜第３部まではオンラインでの参加も可能です。
＊第３部終了後、登壇者や参加者同士で交流を深める名刺交換会〜着席での懇親会をご用意しています。

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参加費
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○VIP席（懇親会付）限定50名　15,000円　
（セミナーVIP席＋書籍＋懇親会（着席ビュッフェ・飲み放題））
○一般参加（懇親会なし）限定50名　5,000円（セミナー＋書籍）
○オンライン参加　3,000円

主催：日本営業大学
協力：一般社団法人おうえんフェス

このような方はぜひお越しください

・早川さんのお話を聴いてみたい＆交流したいすべての方
・登壇者やアスリートと交流したいすべての方
・事業の成長を加速させたい経営者及びリーダー
・部下の能力を十分に引き出せていない経営者及びリーダー
・採用に悩みのある経営者及び人事担当者
・アスリートとコミュニケーションしたいすべての方
・一般市場では出会えないアスリートの採用に興味のある経営者及び人事担当者
・地域活性化にアスリートの力を活用したい行政関係者

第2回　アスリートビジネスサミットに関する詳細・お申し込みはこちら
https://asubiz2022.peatix.com/

編集後記

先日のアスティーダフェスで、琉球アスティーダ社外取締役でもある福原愛さんとお会いしお話することができました。”泣き虫あいちゃん”の頃からTVで観ていたからか、妙に懐かしく温かい気持ちになりました。