新年によせて

新年おめでとうございます
昨年は「辛抱の一年」でした
人の心 そして日常が崩れていった年でした
皆様それぞれが 様々な想いをされたことでしょう そうした不安な日々を過ごすことを強いられた中で様々な暴力が生まれてしまい ました
暴力の種類として「言葉の暴力」これが 昨年は多かったように想います そして自分のイライラ・ストレスから 他人や物に「危害を与える」ということ 更にニュースにはあまり出ないので わからない人が多いようですがコロナ禍で 多かったのは「空氣の暴力」です
例えば 目線 舌打ちなど 周りの人たちへの「空氣の暴力」を今回は考えてみ ました これは コロナ禍でなくてもある事です 自分中心でものごとを考え 自 分本位での言動をすることで知らず知らずのうちに周りに迷惑をかけてはいない でしょうか
さて皆様 人との関わりの中で何が一番辛いでしょうか?
順番はありませんが 自分自身・または周りに及ぼす空氣感において「空氣の暴 力」・・・皆様 もしや自分自身がしていないでしょうか? 自分のイライラや不満から 相手に「圧」をかけたり 嫌な雰囲氣を出したりして はいないでしょうか 私たちは誰もが大小さまざまな不安や心配と付き合いながら生きています 不安や心配は心の安定を乱す感情ですが小さな嵐のごとく うまく対処すれば いずれ心も晴れていくものです ただ 昨年のコロナ禍においては 誰しもが 心に拡がった暗雲はいつまでも晴れることなく 不安が日々募りイライラや不安 の感情がついつい言動に現れてしまい それが集まって 自ずと「空氣 の暴力」となって 渦巻いてしまい 様々なトラブルにもなりました それらを起こす原因は つまり 心が貧しいのだということです

不安や恐怖心は 誰の心の中にも忍び込む厄介な感情です 時には精神的に追い込まれてしまう一方で うまく付き合えば人間性を豊かにす るバネとなり 心の芯となります
今こそ 日本道の真髄 自分より 周りの方たちへの「想い遣り」を大切にすると きです
迎えた 2021 年 この年は「心の豊かさ」を深く学んでいただきたいと切に願いま す
日本道まなび教室　瀬戸はるか