ゴーンはなぜ「名経営者」だったのか~「株主利益の最大化」という間違い
この年末年始、テレビや新聞はこの男、カルロス・ゴーンの話題一色だったと言ってもいいが、このゴーンがかって「名経営者」として絶賛されていた人物だったことを忘れてはいないだろうか?
ゴーンが、当時、経営と財政の危機に瀕していた日産に資本提携を結んだルノーから送り込まれ、日産のトップになったのは1999年6月。
「コストキラー、Mr.コストカット」とも呼ばれた彼はそのコトスカッターぶりを遺憾なく発揮して、人員整理や工場閉鎖、系列部品会社との取引中止、車種の絞り込みなどの「日産リバイバルプラン」で経営建て直しに成功。
2002年には時の総理大臣小泉から「企業改革経営者及び新事業挑戦者内閣総理大臣表彰」という特別表彰を受賞する。
「株主利益の最大化、株主価値の最大化」という過ち。
twitterやYouTube「日本国黄帝チャネル」では言えなかったこと、言い足りなかったこと、ニュースや様々な事柄をTVや新聞は決して伝えない視点で発信していきますので、あなたの考えるヒントになれば幸いです。