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『マフラー』公開&解説

昨夜にて、AA動画祭2022のイベントで年内最後の新作『マフラー』を公開しました。

本作は20年前の2002年に公開されたFLASHアニメを後日談にリブートした作品となります。
このような懐かしのAAアニメを制作した経緯や技法について解説したいと思います。

『マフラー』に関する解説

経緯

『マフラー』はしっぽさんによる同名のFLASHアニメであり、当時は紅白FLASH合戦の第1回戦として公開されました。今年は紅白FLASH合戦が誕生して20周年となり、インディーズアニメの歴史として大きな出来事となったイベントなので、節目として制作しました。
ちなみに対戦相手は芦名みのるさんの『ダッシュマン』であり、以前私が20周年記念ショートアニメを作ったのも同様の理由となります。

技法・表現について

本作は後日談として制作しました。なぜなら、原作が投稿されたのが12月26日であり、クリスマスの夜をメインに作っていたため、原作のその後として作りました。

ギコとしぃのキャラクターはIllustratorでパーツ毎に作成して、AfterEffectsへ読み込んで尻尾や耳に動作を加えました。風になびかせるよう微調節を繰り返しました。

雪はAfterEffectsの"CC Particle World"を使いました。"CC Snowfall"がありますが、奥行き感が出せずに不自然を感じたので、"CC Particle World"で奥行き感が出させ、背景やキャラクターも3Dレイヤーにカメラ制御で上手く立体感を出させました。

その結果、レンダリング時間が大変なことになりました。完成状態だと重くなってしまうので、大まかな映像を一度レンダリングして、mp4にしてAfterEffectsでカラー補正などの微調節やテキストアニメーションの挿入を行いました。

テキストアニメーションはmooographさんの『魅せる AfterEffects テキストアニメーション』から"あたたかさ"を参考にして制作しました。本作との作風にピッタリのテキストアニメーションでした。

公開後について

昨夜ようやく公開して年内公開した映像は全て終えました。今年は紅白FLASH合戦が誕生して20年となるため、節目の年に2作品をリブートできたことに嬉しさを感じます。
来年も映像制作を続けていきたいと思います。予定としては年が明けて、自宅療養が解除された頃に自主制作としてショートアニメを公開する予定です。乞うご期待です!
最後まで見てくださりありがとうございました!

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