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我が闘争、脱毛の変遷

脱毛の変遷

割と女性らしい話です。
私のワキ脱毛変遷ですが、シェーバー、セルフワックスで抜毛、光脱毛(脱毛器購入)、そして、今、医療レーザー脱毛ときています。

と、最近見たどうでもいい光景の話をひとつ。
 帰宅時、前をいかつくて腕にボディペイント(昇り龍?)を描いているお兄さんが歩いていたので、追い越すふりをしてそっと腕を見たら、全部毛だったっていう。目が悪すぎる話でした。

と、どうでもいい挿話でしたが、そんな感じで、髪と眉以外の毛を全部抜きたい、とは、イマイチ思わないです。
 脱毛の広告を見ない日は無いといっても良いんじゃないか、というくらいですけど、自然に抜け落ちるわけもなく、ツルツルの人は、すごくケアを頑張ったか、大枚をはたいて全身脱毛に通ったか。
 ただ、いかにも無毛になれそうな後者でも、通えば100%成功するわけでもないんですね。

そうまでして、生えてくるのが自然なのに科学と金でゼロを目指すというのが、好きになれない発想。
根絶しにくいってことは、なにくそとゼロにする負けん気も良いですけど、根絶しない理由があるのでは?と。その、いろんな可能性を考えるのが科学と思う。

これは良いこれはダメって結論ありきで事例を探したり、方法を模索するのって、科学じゃなくて、宗教です。

最近、曽紅さんという工学博士の「痩せるなんて簡単よ」という、呼吸で痩せるがテーマの本を買って読んだんです。
 メソッドが優れていることは伝わるんですが、宗教・教祖よりの本でした。
 理由は、多角的な視点から書かれていないからです。吐納法という呼吸、吸うはご法度、食事はカルニチンが肝。
 これが繰り返し書かれているので、読みやすいんですけど、逆にいうとこれだけの話を、230ページに渡り、書いてあります。
 えー、吐納法は素晴らしい、と。
 そういうことです。
 本の書き方としては、ひとつのメソッドをデメリットを書かないのは、説得力を持たせるために、アリなのかも知れません。けれど、痩せた、肩こりが消えた、頭痛が治った、のみならず、腫瘍マーカーが下がった、そういうメリットだけかずらり並んでおり、まあ作者が洗脳しようとしてきている、そもそも、作者が誰より吐納法というものに洗脳されているのが分かり、ちょっと怖いので流し読みしました。
 赤身の肉がよくて、鶏肉や豚肉は体に良くないから捨てる的なことも書いてありました。ね、宗教でしょう?私の意見はひとつ。それって勿体なくない?
 御膳にあがった肉。食べないからといって、命が回帰するわけじゃないけど、差し迫った命の危機でも無いなら、いくら健康のためといっても傲慢な気がするんですね。地球温暖化を考えるのなら、肉絶ちしたほうが良いわけだし。

ただ、吐納法を全面否定したいわけではなく、デメリットが見えてこないメソッドは危険だということです。

科学や統計、最近ではワクチン認可と抗体の減衰期間の情報が巷に溢れて、ワクチン陰謀論なんてのもまことしやかに囁かれていますね。
 ワクチン陰謀論も、荒唐無稽ではなく、誰がどういうふうに統計を取ったかわからないけど、死亡率とか計算しているでしょう?

宗教がだめとは言わない。
科学と宗教は、「物事」の表裏なんですね。また、統計と宗教は無関係ではないです。むしろ密接に関わっている。科学と宗教、どっちかにこだわるのではなく、自分の意志で行き来できる姿勢が理想的です。

脱毛の話に戻ります。効果は一般的にレーザー脱毛>光脱毛と言われていて、レーザーには「ダイオードレーザー」「アレキサンドライトレーザー」「YAGレーザー」の3種類あり、このレーザーを、毛乳頭と毛球に当てて毛が再生しないように破壊するという仕組みです。このレーザーは色素に反応するので、たとえば色素欠乏(いわゆるアルビノ)の人は、レーザー脱毛に適正なし、らしいです。

レーザーを照射する前に抜毛してしまうと、「レーザーが反応する色素」が無いことになるので、やはり効果なし。
 脱毛前はシェービングしておく。2ヶ月おきに五回から十回程度で、天気予報の降水確率は、雨が降らないわけじゃないのと同じように、「永久脱毛」にも数字で期間と毛の全体量の割合で定義が決まっていて、文字通り永久に毛が生えないことが約束されるものではありません。

また、光脱毛及びレーザー脱毛は、単純にいえば熱で毛根を破壊するという仕組みだから、照射された皮膚は乾燥し、炎症しやすくなるので、薬を塗って、数日はお風呂などの熱いものは控えるように注意されます。

この年になって、どうしてもワキ脱毛らやっときたいなあ、と思った次第なので、耳年増ではあるのです。あーあ、脱毛って大変。

なんでこんな事書くかって、そりゃダイエットに成功して脱毛にも通った暁には、せっかくお金を使うのですから薄着写真でも載せたい気分ってことですね。

医療機関の脱毛ですけど、もちろん保険適用外です。ただ、私が通うことにしたクリニックは、有名どころじゃなく広告もディスカウントも紹介制度もないんですけど、一回2000円以下なんです。

ただ、初期投資は大きくとも、レーザー脱毛って本来それでも利益が出るものなのでは?と、穿った見方をしちゃっているんですね。いや、各サロン、利益追求するのは良いんですよ。それでスタッフさんのお給料をちゃんと払っているのは良いことですよね。

ただ、赤字覚悟!とか85%Off!とか、芸能人御用達!多くの方に効果を実感していただきたい!業界最安値!

こんな別会社の広告を、次から次へと流されたら、どうしてそんな素晴らしく知名度もバツグンなものなのに

割引せにゃならんの??

そりゃ、そういう疑問は湧くんですね。

バンクシー展で見ましたね。

リンカーンの名言

You can fool some of the people all of the time, and all of the people some of the time, but you can not fool all of the people all of the time.

これを皮肉って

You can not fool all of the people all of the time. But you can try.
It's advertising

全ての人を同時に騙すことはできないが、試すことはできる。それが広告というもの。

けれど、医療レーザー脱毛にはちょっと期待しています。ツルツルになーれ!


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