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本は恋人!読者は…遊び人笑

松の内はいかがでしたか?

三が日、今年は家族でゆっくり過ごすことができて(去年まで夫婦どちらかに仕事の予定が入っていた)、のんびり、前回に書いたとおり、ジョジョの奇妙な冒険スターダストクルセイダースを見まくっていました…

あんまりダラダラしすぎて、休みが開けるともう「今年の予定」一切が弾け飛び、気付くと8日になっていました。
七草粥を食べていません。

鏡開き(11日)は実家の方ではするようですが、私はあまりぜんざいが好きではなく、
(大阪難波に夫婦善哉という織田作之助原作の小説ドラマと同じお店があり、丹波大納言小豆を使っていて、美味しいと有名なので行ってみたくはあります)
そして、性格的に気付くと11日も過ぎていそうだ(ボーッと生きています)。

来年度は、いよいよ息子が小学生なので、25日は無理でも地元の天神さんお参り、菅原道真公にどうぞよろしく、あんじょうやっといて、と、お伝えしにいこうと思います(祟られそう)

なんだか訳わからんことになっているので、家の本も整理しないといけないと思います。

私ども夫婦はあんまりモノへの執着が無いのですが、本はどっちも「新刊は、今買わないと紙の本は絶版になって買えないかも知れない」と次から次へと、買っちゃうところがあって…。
この上小学校進学グッズ(教科書含む)を家にお迎えすると、今よりカオスになることは火を見るより明らか。

本棚に入りきらず、各所棚の上に「積ん読」が発生しています。

悪いことをしているのではないのに、本棚を晒すのって、なんだか恥ずかしいです。

もう何年も手を付けていない本もあるのだから手離しても良いのだけど、未練があるものも多く

この感覚、まるでプレーボーイになった気分。

と、話すと主人も似たような感じを抱いているそうです。

自分にとって特別な本は決して多くなく、また、若かりし頃お世話になって、清々しくお礼を言って手放したいモノもある。
そういうのは、まちライブラリーに寄贈するのも良いですが
問題は無数の、
けっこう良かったけど特に思い入れが無い本。本に意思があったら、

「ひどいっ!私のことは遊びだったのね」

と、四方八方から責められ逃走しなくてはいけないかもしれません。

三味線の稽古ですが、アラサーから始めた三味線で文化背景等に疎いので、そのへんの話をたくさん聞けたのが、良かったです。

私が習っているのは「出囃子」(※噺家が高座に立つときの音楽)なのですが、出囃子は
文楽
歌舞伎
浄瑠璃
長唄
もう「曲」とあらばなんでも取る取る
 J-POPを出囃子にしたり、増え続けている分野です。

昔はクラシックピアノを習っていたのですが、短い曲でも3分ほどなのに比べて、出囃子は一曲三十秒ほどと短く、それを繰り返し噺家さんが話に入りやすいよう変化をつける、アレンジ力が必要。
初心者には、何が始まりでどこがゴールなのか、わかりません。

先生には姿勢を見てもらうことがよくあります。自分で見て練習するための写真ですが、ぼかしを入れるとわりと雰囲気が良かったので、載せます。

下手の横好きですがクラシックピアノを習っていた時期が長く、結婚してからも何か音楽に触れたいと思って始めた三味線です。

ぼちぼち欲が出てきて、少ない練習量で最大限うまくなる方法()を探るわけですか、これが…このネット世代に。

見本が見つからない…。

三味線がどちゃくそ上手い人なら、ユーチューブにいくらでもいるんです。

かしまし娘とかレツゴー三匹とか、三味線がスゴイ動画はたくさんある、けど
細棹 中棹 太棹
三味線の種類だけでなく、
さらに音楽の種類だけでなく、
出囃子を大衆音楽まで崩してしまうと、
決まった型という目印が無くなるのです。

立って弾いとるで!
爪弾きしとるで!

感動しますが、自分で今宴会の準備みたいにそれを真似するのは、違う。そうじゃない、と。
素人でも、まずは正確に弾いて技術を固めたいんですね。
基本クラシック脳なんです。
才能がなく努力する時間が限られるのなら、
クラシックは確実かつ不滅なんです。


津軽三味線といえば、この人。


門付というのご存知でしょうか。
流し、のような

他所の家の前で弾き「良かった」なら、おひねりをください、という商売とのことです。

高橋竹山さんって、三味線に触れる者なら知らん人はいないというような高名な人、なのですが、先生によるとこの門付からキャリアを始めたのではないか、とのことです。


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