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自作小説

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体の中に耀る月 第6話「胸中」

体の中に耀る月 第6話「胸中」

 今より昔、当時、なんとなく書いていた部分が、今では意味が変わっていることもあります。
 そういうとき、単純な拙さとは別の読みづらさがありますが、やっぱり小説を書くことを、まだやめたくないですね。

第6話「胸中」

睦は電車を飛び出してから、途方にくれて佇んでいたが、まず敦子に返事をすることにした。

「大丈夫?」

と。それに対する返答はなかった。何コール待っても、電話への応答もない。5分・1

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