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なんでもいいけどなんでもよくない

本覚思想とか煩悩即菩提とか悪人正機とかいろいろあるね。修験でも「魔界仏界同如理」とか言う。全部好きだけど、こういうのは仏目線からの言葉だから常にそこは意識しないといけない。人間目線で受け取ったらダメだね。親鸞聖人は「さるべき業縁のもよおせば いかなるふるまいもすべし」とも言ったけど、自分に都合よく「縁によってはなんでもする」なんて受け取り方をしてたらいずれは魔道に堕ちる。

そのような縁に促されようとも、なおそのギリギリの場面でどう動くのか。人としての在り方は常に問われるんだ。人である限り。

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