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事業会社のマーケターはテレワークだけではきつい

こんにちは。アユトです。

最近在宅でテレワークを開始しました。基本的にはクラウド上で完結できる仕事が大半のため、タスク処理に関しては全く問題ありません。ワードプレスに記事を書いたり、MAツールを操作してメルマガを作成したら、ひたすら考えて企画を練ったり。この辺りはむしろ在宅の方が集中できます。会議もテレビ電話で十分できます。

ちなみに、パーソル総合研究所の調査結果によると、今回のウィルスの影響を受けてテレワークを推奨・命令している企業は全体の2割強で、まだまだテレワークが企業に浸透していないことが伺えます。

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テレワークの整備自体に課題があり、今まで準備をしていなかった企業や業務上なかなかテレワークに切り替えれないといった企業も多いようですね。
たとえオフィスワークでも、紙が必要な作業が結構あったりするので、いきなり全部ネット完結は難しいのもわかります。

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■逐一のコミュニケーションが案外重要だった

こうした中、会社の方針に沿ってテレワークを実践しており、業務上、出社時と同じような業務ができております。

しかし、個人的には企画内容やタスクの精度に関して、細かい調整やニュアンスのような確認などは、どうしても対面でかつスピーディーに行う必要があるな〜と感じています。

どういうことかというと、マーケターの仕事は(マーケターだけではないですが)必ず相手がいて、その相手のニーズを満たす成果物を提出しなければいけません。つまり相手視点をいかに理解して、具現化させていくのかが成果に直結します。それは顧客だけではなく、社内の人に対してもそうです。

上長がどこまでの精度の企画を求めているのか?次のメルマガにはどのタイトルが良さそうか?営業部長が今考える課題は何か?

こうしたことは、一度要望をヒアリングした上で、途中経過のなかで「こうしたらどう思うか?「どこまでの精度を求めているのか?」など細かいやり取りを、その場で逐一確認していく必要があります。

よく生産性をあげるノウハウ系の本などを読むと、「成果物は30%ぐらいで一度提出をしてFBをもらいなさい。100%を一度で作り上げる必要はない。」とか書かれています。まさにその通りで、最初にヒアリングした内容から自分一人で100%の成果物を作り上げるのは、よほどの天才でない限り難しいですし、未完成でも一度大枠の形をみてもらい、逐一FBしてもらったほうがいです。

私は仕事場では、何か疑問が生じたタイミングや上長の基準が不鮮明だと感じた際は、逐一声がけを行い、その場で認識を擦り合わせています。相手の表情や言葉のニュアンスなどから、何を求めているのか察し、場合によっては「じゃあ、このぐらいの基準でいきましょう」と提案をして認識を擦り合わせています。

しかし、テレワークだと相手の顔が見づらく、また相手が今何のタスクをやっているのか把握できません。どのタイミングで声をかければいいのかも不明ですし、「何度も電話をかけるのは手間を取らせるか一度にまとめて聞いてしまおう」となり、今までのようなスピーディーな確認がしづらいな、と個人的には感じています。

もちろんチャットツールで連絡は取り合っていますが、その際に下記のようなデメリットを感じています。

・テキストでの応答になるので、冷たい表現に捉えられやすい。
・相手の返事を待つ時間があり、タスク工数が余計にかかる
・文章を書く手間
・仕事の進捗状況が見えづらい。相手が何をしているのか把握しづらい(チャットでやり取りしている間に論点がずれる)

など。

これが、個人単位で起きているとすれば、実は見えづらいところでテレワークに慣れていない企業の生産性は落ちているのだと思いました。

■テレワークの課題に関する対処法

下記の記事はそうした個人でおきうるテレワークの課題に関して、解説と対処法を記載しています。同じお悩みがある方はぜひ参考にしてみてください。


テレワークでもいつもと変わらぬパフォーマンスが出せるように、自分の仕事を見つめ直し、新しい取り組みを進めていくいい時期なのかもしれません。

上記のデメリットはありつつ、やはり健康第一。在宅のメリットもたくさんあります。どのような手段だったとしても、自身のパフォーマンスの質を落とさず仕事をしていける状態を作ることもプロの仕事だと思うので、その辺りをしっかり意識して取り組んで行きたいです!


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