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ネガティブさえも強みになると感じたこと


サバティカルタイムをとろうと決めた経緯


サラリーマンを卒業して2か月が経ちました。

サラリーマンを卒業しようと決意したきっかけは、Voicyパーソナリティーである、はるさんのチャンネルと出会ったことです。

はるさんは、外資系企業で活躍されていた方なのですが、私がVoicyを聞き始めたときは、仕事を辞めて「サバティカルタイム」中でした。「サバティカルタイム」ってなんやねん?ということで、ちょっと補足。

サバティカルタイムとは”使途を決めない休暇のこと。

Voicy Journalより

このまま、サラリーマンとして建築士を続けることにためらいがあったので、私も落ち着いて今後の仕事の在り方について考えたいと思うようになりました。

タイミングとしては、上の子が塾で新6年生になる2月がちょうどよい。関西の中学受験塾は拘束時間が長いことで有名です。面倒見がよいとも考えられますが、週の通塾が4日。オンライン授業が1日。授業がなく家庭学習になる日が2日。

塾で夕食や昼食をとることもあるので、お弁当作りも必要です。更には、遠方の校舎まで行くこともあり、駅までの送迎が必要な日もあります。こんなハードな生活ですが、新5年生から塾に行き始めた上の子は、この1年、遊べないことへの不満もあまり口にせず、本当によく頑張っています。

そんな姿をみていて、この1年間は、子どものフォローに時間を割きたい。ついでに、サバティカルタイムもとれれば、ちょうどよい。と、思ったわけです。

そんなわけで、受験までのあと9ヶ月は、娘のフォローをしながらも、自分の今後の仕事の在り方を模索する貴重な時間となっています。

サバティカルタイムで何を見つけるか

卒業前から、まず最初にしたことは、さわらぎ寛子さんの「自分を売り出す文章構築アカデミー」を受講することでした。

「いつか、受けよう!」と思っていた講座なので、サラリーマン卒業を決めてすぐに、申し込みをしました。半年間、これから起業しようとしている人や、すでに起業しているけど発信力を高めたいという人が集まっています。

個性的な人達に囲まれてひたすら、自分の頭の中にあるものを文章として落とし込むトレーニングをつみました。自分ひとりだとなかなかできないことも、この場所にいると「言葉」が出てくるから不思議。

この半年間、「何か新しいことが見つかるかな」と思って参加した講座でしたが、結局最後にたどり着いた答えは…

  • 自分は自分のままでいい

発信の仕方さえ注意すれば、ネガティブであろうと、勉強途中だろうと、どんな自分でも強みになるということが衝撃的でした。

個人として発信をしていると、「ポジティブな内容を発信しないといけない」「いいことを言わないといけない」という、思い込みにとらわれてしまいます。とくに、建築士という仕事は、信頼が命。人生最大の買い物を、この人に任せたいと思ってもらえる人間でないといけない!という意識が強くあります。

でも、これからは自分のマイナスなことも、ヘンテコなところも、文章に落としこんで発信できたら、きっといい出会いに恵まれるのかもしれません。

このNOTEを始めた理由も、そんなところにあります。

ネガティブを前面に押し出している”推し”からもらった勇気

私の最新の”推し”、SixTONESの松村北斗くんは”超”がつく人見知りの人です。メンバーや心を許した人に囲まれているときの顔と、外のお仕事で仮面をかぶっているときの顔、人見知りを隠し切れずおどおどしている顔、一目でみれば、今どういう状況なのかがわかるくらいこじらせています。

そんな北斗くんが、連ドラの番宣のためにバラエティ番組にいくつも出ています。その中でも、一番おもしろかったのが、「トークィーンズ」というトークバラエティ。自分自身が、人見知りでネガティブであることを前面に押し出していいて、ファンながらものすごく笑いました。

この番組を見て、思いました。自分をさらけ出すって、本当に勇気がいることだし、それによってマイナスな反応が来ることは怖いけど、逆にそこを「好き」だと思ってくれる層ができれば強いな、と。

さて、私がさらけ出せることってなんだろう?

残念ながら、北斗くんみたいに笑えるほどのネガティブでもないし、アンミカさんほどのポジティブでもない。

NOTEは試行整理のためのツールなので、これからも迷走しつづけると思いますが、少しでも自分を知っていただける場になるといいなと思っています。

NIGI一級建築士事務所
和田さや子

https://nigiplus.com/

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