にぎねる

3歳と0歳の姉妹を育ててます。趣味は読書、youtubeみる、ネットサーフィン、ドイツ…

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3歳と0歳の姉妹を育ててます。趣味は読書、youtubeみる、ネットサーフィン、ドイツ語、英語学習です。

最近の記事

軽い男じゃないのよ

面白かった〜。 私たちが今暮らしているこの世界は、当たり前だとおもっているけれど、決して当たり前じゃないんだよ、という視点を与えてくれる。 主人公の独身男は、普段から女性を見下す男尊女卑を体現する男。そんな彼が、ある日頭を打って気を失い、意識が戻ると世界が逆転していた。女が上に立ち、すべてを牛耳る、女尊男卑の世界。 女尊男卑の世界なんて想像したことありますか?(ちゃんと調べれば、現実にあるらしい。) 男性が女性に対して当たり前のように取っている行動が、もし全て逆だっ

    • いま、翔び立つとき

      #フェミニスト #ジェンダーバイアス 、#性的役割分担 #女性の権利 について、あまり興味を持たずに生きてきた。#フェミニスト の方がお勧めしていたこの本を#kindle で購入した。 この本はビル.メリンダゲイツ財団代表の#メリンダゲイツ が書いた本で、世界をより良くするために取り組んでいる活動について記されている。 日本語翻訳されているものを私は読んでいるので、彼女の細かな言葉遣いやニュアンスが彼女に本当に近いものなのかは分からないが、メリンダが世界有数の資産家の妻

      • 上野先生、フェミニズムについてゼロから教えてください

        さてさて読み終わり。 上野千鶴子さんと田房永子さんの対談形式。 対談なので読みやすい。 女性として生きていくこと、女性としてこの社会で生きるということ。それがどういうことなのか。今の社会で当たり前だと感じていることが、実はもっと問題提起されるべきもので、私たち自身が向き合っていかなければいけない問題なのでは?と考えさせられる。 フェミニストは男になりたいわけではなくて、フェミニズムは女が女であることを愛し、受け入れる思想である という上野千鶴子さんの言葉で、なるほど、

        • 82年生まれ、キムジヨン

          久しぶりに小説を読んだ。 男女不平等の現実を体感する、そんな本だった。 この本を読んで思うのは、これからの世の中が生きやすくなっていけばいいなということ。女性たちが子どもを産む選択をするのならば、もっともっと安心が溢れる世の中であってほしい。選べる道が困難なものでなく、誰もなんの犠牲にもならず、不安に押し潰されそうな日が続かない、そんな世の中になればいい。 女性にはどうしても妊娠と出産、子育てというものがまとわりつく。結婚して、子供を産んで、夫が育児を分担し2人で並んで歩

        軽い男じゃないのよ