見出し画像

がんばれ社会人と新社会人!

それでも新年度は始まる

今日は4/1であり、多くの企業や学校等では新年度となっています。また、エイプリルフールでもあり嘘をついても良いという日になっています。新年度を迎えるにあたって新しい法律の施行日であったり新制度が開始されたりなど、割と真面目な発表も多い中で、大量の嘘も流れてくるというなんとも厄介な一日ですね。

日本語では「4月ばか」と言いますね。全回全球を時速160kmの速球でストライクゾーンど真ん中に投げ切るくらいのド直球な和訳です。漫画『ドラえもん』でエイプリルフールを扱う回があり、その中でドラえもんたちが「4月ばか」と言っているのを覚えています。当時、小学校低学年で「エイプリルフール」のことは知っていましたが、「4月ばか」という単語を知らなかったので、その回を読んだ時に猛烈な違和感を抱いたのを覚えています。

後に、「April=4月」+「Fool=ばか」⇒AprilFool=4月ばか ということを理解することになりますが、その時は「あ~!そういうことか!」という記憶の点と点がつながって線になったことを覚えています。と同時に、「いや日本語訳、適当すぎるやろ」と思いました。

奇跡的にきょうだい同時入園でスタート

さて、そんな4月1日ですが、我が家でも新生活をスタートさせる人が二人います。長男(3歳9か月)と長女(9か月)が新しい保育園へ入園をするのです。

厳密にいうと、長男は0歳児から保育園に入っていたのですが、昨年4月に引っ越しをしたタイミング(2歳児クラス)で認可保育園を退園しています。

2019年4月末に都内から千葉県某所へ引っ越し(と同時に妻が産休)
⇒引越先の自治体へ転園申請するも空きがなく待機
⇒産休中の妻が見ながら近隣の幼稚園のお遊び会や児童館で活動
⇒2019年7月に長女が爆誕
⇒2019年8月末に近所に無認可保育園がしれっとオープンしているのを里帰りからの帰りの車の中で発見する
⇒2019年9月~2020年3月まで長男は無認可保育園(企業型)へ通う
⇒2020年2月奇跡的に4月入園募集において3歳児クラスの空きがあり、きょうだい同時に4月入園できることが叶う

という感じで奇跡的に母の4月育休復帰を条件に0歳児入園+3歳児転園+きょうだい同時入園が叶うこととなりました。

長男の保育園

長男は、①0歳児入園した保育園 ②一時通っていたプレ幼稚園 ③無認可保育園 ④4月入園する認可保育園 と一時的なものも含めて4園目となります。

昨年引っ越しの際に、乳飲み子の時から通い慣れ親しんだ保育園を退園するということで友達とも先生とも別れ、産まれ住んだ地を離れることになり、長男には納得してもらえないかもなーと思っていたのですが、意外とあっさり移ってくることができました。

なので、今回も昨年より大きくなっているし色んなことがわかるようになってきたし、昨日のお昼に食べた塩ラーメンのスープくらいあっさり行ってくれるだろうなと思っていました。

事実、お母さんが送り迎えの際に長男に「今の保育園はあと〇回行ったらバイバイで、次は新しい保育園に行くよ。妹もお友達の〇〇くんも一緒だよ。新しいお友達もできるよ。」と毎日お話をしたところ「そうなんだ。わかった!」と納得してもらえていましたし、「新しい保育園行ってもワイちゃん泣かないよ!」とアットホームな雰囲気のドラマに出てくるセリフのようなことも言ってくれて、ハートウォーミングな気分にさせてくれました。

ところがどっこい、昨日3月31日、通っていた保育園での最終お迎え時、先生に見送られるとこまでは悲しそうな顔でバイバイできたそうですが、おうちにむかって歩き出した時にポロポロと涙が出てきてしまったそうです。そこから帰るまで号泣で、いつもは公園によって帰るのも「今日はいい」といって帰ってきたようです。
大好きになった先生に最後に抱っこしてもらっている写真が妻から送られてきましたが、長男の顔は笑顔ではなく、どこか遠くの方を見る目で寂しそうな顔をしていました。

そのままおうちまで号泣しながら帰ってきたのをなんちゃって在宅勤務をしていた私は聞いていました。わんわん泣きながら帰ってきてリビングに入った瞬間に「デレ゛ビみ゛だい゛ぃぃー」っていうのも聞いていました。

そして夜寝る前も「あしたどこの保育園?」と聞いてきて「ムームー保育園(仮名)だよ」というと、めそめそし始めて「ダンス保育園(仮名、昨日まで行ってた保育園)行きたいぃ~めそめそ。なんでなのぉ~!」と1時間ほど、大騒ぎならぬ大メソ騒ぎして寝ました。

違いました。成長したからあっさりするんじゃなくて、成長していろんなことがわかってきたので、「別れる」ことの寂しさや悲しさがわかるようになり、「新しい出会い」についてもうまくやれるのかという不安や新しい関係を作っていくことのストレスを感じられるようになったんですね。

だから、前々日までは言葉では理解していることを示してくれたけど、それは自分の感情をうまく抑えて理解しているように見せてくれていたんですね。いざその場面になった昨日はやっぱり抑えきれなくなり、感情が爆発してしまったんですね。こちらが思ってる以上に成長していて、その感受性の豊かさに感動してしまいました。

登園時間となった本日4/1 8:30に新しい保育園に家族四人で向かいました。担任の先生から自己紹介いただき、いざ受け渡しとなった時、長男は「お母さん入らない?」とか「きょうねんねしない?」(慣らしで短いので)とか泣きそうな声でめっちゃ確認してきました。そんなプチめそりをしつつ無事に登園できました。

長女の保育園

一方、長女はというと、そんな成長など感じることもなくお決まりの展開で爆泣きして登園していきました。受け渡しの際に担任の先生と話しているあたりから、違和感に察知したのか若干焦る姿を見せるという丁寧な前フリの後、先生に抱っこされるか否かのタイミングでしっかり爆泣きしてしっかりオチをつけてくれました。

0歳児から保育園っていうのもどうなん?かわいそうじゃない?みたいなことを言われたりすることもありますけど、全然そんなことは無いと思いますね。子どもは子ども同士で全力で遊ぶのがやっぱり楽しそうですし、家庭内じゃなかなかできない遊びとか課外体験を小さいうちから経験できたり、集団生活のルール等も小さいうちから体に染みこませることもできたりと、むしろ子どもの成長にとってはプラス要素の方が大きいのではと思います。ま、人それぞれですね。

そうはいっても昨年の7月に爆誕してから、もう保育園かぁとセンチメンタルジャーニーしちゃおうかと言うくらいしみじみしております。保育園とはいうものの入園して社会生活を送るということで、親元を離れて行くことにさみしい部分はありますね。

無事、初日終了

そんな感じで初日については、長女は11時にお迎え。長男は12時にお迎えでした。
送りの際は大騒ぎだったりメソってても、すぐ普通に過ごせてましたとのことです。長男はお母さんに「ワイちゃん、保育園で泣かなかったよ!」という絵本のようなセリフでしっかり、伏線を回収してくれました。

保育園を離れることの寂しさや、新しい保育園への不安な気持ちや、3月31日で放送が終了したディズニー作品を主体とした無料BSチャンネル『Dlife』に対する「なんでディーライフ終わっちゃう?泣」という気持ちが爆発してここ数日は寝る前にメソっていましたが、無事にスタートできて良かったです。

兎にも角にも今日から新生活を送る我が家の社会人と新社会人にがんばれ!とエールを送りたいと思います。

駄文を読んでいただきありがとうございます。読んでいただけることがサポートです。