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今期のドラマが最高すぎる話

普段私はあまりドラマを見ない方だと思う。血が無理なので、医療ドラマ・刑事ドラマはほぼ全て見られない。

ただ、のめり込んでしまうドラマに1年に数回出会う。医療ドラマでも刑事ドラマでもそういうことはある。「血を見たくない」という気持ちよりも「続きが見たくて仕方ない」という気持ちが勝ってしまうような、ストーリーにとんでもないパワーを持っているドラマ。

今期のドラマは、そういうドラマが多すぎる。嬉しい悲鳴。こんなに同時期に色んなドラマにはまることなんて今までなかったから自分でも驚いているが、世間を見ているとやはり「今期のドラマ豊作」という意見をよく見かけるので、私の感覚は間違っていないように思う。

で、今期好きなドラマ↓

・大豆田とわ子と三人の元夫
・コントが始まる
・生きるとか死ぬとか父親とか
・着飾る恋には理由があって

以下、それぞれのドラマの好きなところを書いていこうと思う。たくさんネタバレあります。

大豆田とわ子と三人の元夫

坂元裕二さん脚本の作品、『花束みたいな恋をした』は見に行ったけれど、ドラマは実はこれが初めて。
→追記 「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」、脚本が坂本さんなの最近知った…。見てました! だいぶ昔で記憶が朧気だけれど、後半の高良健吾さんの演技が何だか凄かったのを覚えている。

まず、とわ子と彼女を取り巻く人達の会話が好きすぎる。テンポの良いストーリー展開も私の大好物。

母からすると、私のような子供にこのドラマのどこが刺さるのか分からないらしいが、もう全てが好きなのだ。笑いと真面目なところのバランスが最高。扉を開けると落ちてくるパスタとか、換気扇うるさくて起きちゃってそのままプリン食べちゃうのとか、めっちゃ好き。

登場人物みんな好きだけれど、私は慎森が特に好き。あのキャラクターを成立させる岡田将生さん、本当に凄すぎる…。
「花束っているかな?」と言いながら、花束をもらって嬉しそうな顔をする慎森が個人的慎森ベストシーン。嬉しそうな顔が本当に可愛かった。「○○っているかな?」シリーズ、定期的に家で真似してしまう。

そして、このドラマは音楽が最高すぎる。劇伴の作曲者が毎回選曲もやるとか、9話になっても新曲作るとか、もはや異常。

しかも、毎話変わるエンディング。贅沢すぎないか!映像が凄く綺麗だし(これはドラマ本編も!)、元夫たちのラップも素敵。リリックもドラマの内容とリンクしていて、歌詞を見ながら聴くとさらにグッとくる。Presence Ⅱの“ユニットバスから法廷にダイブ”のリリックが特に好き。
最近はSTUTSさんとラッパーの方たちがカメオ出演しているのを見つけるプロになりつつもある。

繰り返し視聴に耐えうるドラマとはまさにこのこと。あと5周は余裕で出来る自信がある。

最終回、最高だった…。


コントが始まる

1話を見た時既にこのドラマの勝利を確信した。

壮大な伏線回収。役者陣の演技。

「何人に見えます?」という感じ悪いセリフを綺麗に回収していき、「大事な話は、ラーメンを食べた後に言うと決めているんです」というラストのセリフ。鳥肌が立った。

博多のラーメン屋での仲野太賀さんの演技は、私が過去見てきた役者さんの演技の中で五本の指に入るほど凄かった。爆笑した後の号泣。あの移り変わりをあんなに自然に表現出来る役者さんは他にいるのだろうか。「いだてん」の時も太賀さんの演技に泣かされたが、また泣かされてしまった。大好きな役者さんになった。

初めはどうせ、「やっぱマクベス続けます」という展開になるのかと思っていたけれど、そうはならなかった。
8話で、今まで私たちの見てきたコントはそのまま解散ライブのネタ順だったことが明かされた時は、普通に泣いた。何それ。そんなこと、ある?
最終回「引っ越し」のタイトルから、もう既に感動する未来は見えている。
終わったらロスになるのは分かりきっているので、そうなったらとりあえず笹かまぼこを買ってきて家族で「どうもすいません」をやろうと思う。


生きるとか死ぬとか父親とか

先に断ると、まだ2話しか見られていない。

1話放送後、Twitterでこのドラマの感想を見て、TVerで見たら、衝撃を受けた。
急いで2話から録画を始めたが、家族にTVerで見せるのを忘れ、結局私しか1話を見ていないことになってしまった。1人で録画を見る時間がなく、まだ2話しか見ていないのだ…。

全部見られたら、また別に書こうとは思うが、1話と2話を見た時の衝撃を少しだけここに書きたい。

1話冒頭のラジオシーンの演出がヤバかった。
演出に詳しいわけではないからただただ語彙力がなくなってしまうのだが、普通の演出ではないなと感じた。
人の息遣いが届くような演出。
このシーンを見た時、このドラマに確かに惹かれたのを覚えている。

父親ととても上手くいっているように見えるのに、
「私には忘れられない裏切りの記憶があるのだ」
からの、1話のサブタイトル、「結婚とか 独り身とか 裏切りとか」

あー!これもしかして、毎話サブタイトル「○○とか」が最後に1個追加される感じなのね!好き!!

と、なった。
好き。

2話はトッキーさんと一緒にボロボロ泣いた。あんなに泣いたの、久しぶりだったかもしれない…。

泣いてたら、次回予告で美容に目覚めたお父さんが出てきて、笑ってしまった。続きが楽しみ。



着飾る恋には理由があって

塚原監督、新井Pのドラマをやる、と聞いた時に、見ることは決定していたのだが、主題歌発表で発狂した。
星野さんにラブソングをオファーしてくれた新井Pには国民栄誉賞を差し上げたい。ありがとうございます。

毎話ギュンッッ!!!!ってなる。キュンが止まらない。こんなにど真ん中のラブストーリーってむしろ珍しいのでは?というくらい、視聴者にキュンを与えてくれる。

くるみと駿がいい感じになってくる所に現れるシャチ。

オイッ!!!!!!

シャチ、全然憎めないというかむしろいい人過ぎるのが問題。
8話、9話と星野源を背負ってるのシャチだし。

オイッ!!!!!!向井理!!!!!!オイッ!!!!!!

最終回が楽しみすぎる。くるみと駿はやっぱり二人で幸せになって欲しい。シャチもいい人だけどね…。(笑)



と、一応書いてみたのだけれど、今となってはなんでこれを書き始めたのかよく分からなくなってしまった。

まあ、記録ということで。


大豆田とわ子の最終回までに書き終えるという目標は達成出来なかったけれど、コントが始まるの最終回に間に合ったので満足。ということにしておく。

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