媚びず、自分らしく。
どうも、ニグです。
お久しぶりです。
ようやく夏が終わりを迎えつつある今日この頃、皆さんはいかがお過ごしでしょうか。
今年の夏は「雨が降らない」ときと「雨が降る」ときが極端すぎた気がしたかなぁと思います。もうすこし加減を覚えてほしいところ。
そんなぼやきはさておき、今回のテーマは「自分らしく」です。
媚びの先にあるもの
私はYouTubeで動画投稿をしているのですが、視聴者に媚びようと思ったことはありません。
まあ、ただの趣味で始めたものなので、自分の好きなようにやる、視聴者に受け入れられなかったらしょうがない、みたいな感じで活動しています。
そんなある日、ストリーマーのコンサルタントを行っていたとき、このような質問をされました。
「視聴者にもっと見てもらえるよう、キャラ付けとかした方がいいんですか?」
この質問は、自分がこれまでどう活動してきたかを振り替える機会になりました。
私個人の意見としては、媚びの先にあるのは破滅だと考えています。
アイドルやタレントさんで考えてみましょう。
他の人との差別化を図ろうと、ファンタジーや変わった人、天然な属性がある人は後をたちません。私はそれも一つの個性だと考えますが、問題なのは、
自分の本当の姿とかけ離れていること
です。
売れるために無理してやりたくもないキャラを演じる。それで手に入れた幸せは、果たして喜べるものなのかということです。
一時の快楽が得られたとしても、その代償として今後もずっとそのキャラを演じ続けなければいけないストレスははかり知れません。
無理してキャラをつけるくらいなら、はじめから自然体でやったほうが長く続くというのが私の意見です。
現実は甘くない
確かに、先程いったことがまかり通るほど世の中は甘くありません。
生きるために、やりたくないことをやる。
人気を得るために、自分を偽る。
お前の言っていることは理想論だ!綺麗事だ!という意見はごもっともです。
だからこそ、自分らしくしていなければいけないのです。
他人、仲間、社会に迎合されるために、自分を偽ってしまうと、ありがちな量産型になってしまいます。
無理にキャラをつけようとした結果、自分と同じ考えを持っている人たちとなんら変わらない人になってしまいます。
もしそうなってしまったら、それこそ本末転倒ではありませんか?
10人の視聴者より1人のファン
私は、別に全員に受け入れられる必要はないと思っています。確かに全員に受け入れられたほうが良いとは思いますが、そんなのは夢のまた夢。よほどの戦略がない限り成功しないと思います。
それで、私がYouTubeで見つけたのが、「1割の法則」です。
私はYouTubeで、チャンネル登録者の1割の人に見てもらおうと動画を作っています。今の規模だとだいたい14000人くらいです。
その人たちが何度も見てくれるような動画を作ることをずっと続けてきました。
動画を見てくれた人全員に受け入れられないのはわかっていたので、せめて動画を見てくれた人には何度も見てくれるようなクオリティを目指そうと作っていました。
その成果が出たのが、好評価率です。
YouTubeでは動画ごとに好評価率が出るのですが、私は98%以上を目標にしています。
最初は全く達成できませんでしたが、次第に目標をコンスタントに達成出来るようになりました。
このように、全員に発信するのではなく、1割のコアなファンにぶつけた方が成果が出やすいというのが「一割の法則」です。
武器を見つけろ。そして磨け。
話をもとに戻します。
先程話したように、私は今ゲームを配信するストリーマーのコンサルタントを行っています。今までYouTubeで経験したこと、独学で学んだことを伝えています。
そして、はじめの方に書いた質問をされたとき、私はこう返しました。
「無理にキャラはつけなくてもいい。けど、自分にしかない武器は見つけなければならない。」
自分がYouTubeで学んできたことの一つに、動画にオリジナルの価値を創出するということがあります。
自分の配信する、投稿する動画には一体何の価値があるのか、自分自身にどのような武器があるのかを探さなければ、視聴者に応援されることは難しいです。
逆を言えば、それさえ自分の力で見つけられれば勝ちということです。
言い過ぎではないです。それほど、自分の武器を見つけることは意義のあることです。
...ここまで読んでくださった人の中には、こう思っている人もいるでしょう。
「自分らしく」がテーマなのに、どうして武器とか一割の法則とか言ってるんだろう、と。
実は、自分の武器さえあれば、自ずと自分らしくなるんです。
武器さえあれば、媚びるような活動が自然となくなる、と言った方が正しいでしょうか。
自分の武器を全面に出すには、他の人の動画や配信をトレースしただけでは伝えきれない。どうしても自分の言葉で、自分の配信、動画でぶつけなければならない。
そうすると、媚びる選択肢が無くなります。
無理なキャラで偽った自分は、見つけた武器を武器として使いこなせないからです。
ありのままの自分にしかない武器なので、偽った時点で「自分の」武器では無いわけです。
つまり、自分の武器を最大限に使うには、ありのままの自分が使うしかない、と言うことです。
武器を見つけたならあとは簡単です。
新たな武器を見つけるのもよし、武器を磨くのもよし。そうやって活動していれば、いつのまにか「自分らしく」活動しているはずです。
最後に
今回はわたしのコンサルタントでの例を用いましたが、今回のことは何も動画やYouTubeに限った話ではありません。
ビジネス、就活、プレゼン...色々なことに使えます。
どうか、皆さんが、皆さんだけの武器を見つけて、「自分らしく」過ごしてください。
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