如月

記憶と記録と備忘録

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最近の記事

ものづくりの原点が突然なくなってしまう。

物心ついた頃から、手芸というものづくりが好きだった。 ありとあらゆる手芸をこなす祖母の影響を存分に受けて育ち、幼稚園の頃には針を持ち、祖母から貰ったハギレでリカちゃんや双子のミキマキのお布団を手縫いで作り、小学校の頃には洋服を作っていた。 歩いていける場所に手芸店があり、祖母にくっついて買い物に行くと小さなハギレやフェルトと刺繍糸などを買ってもらい、大高輝美さんのフェルトマスコットやリカちゃんの身の回りのものを嬉々として作った。 お小遣いをもらうようになってからは、自転車を

    • 編むが易し。

      編みものを始めた。 大抵の手芸は幼い頃から祖母の側で見よう見真似で覚え、今の趣味に繋がっている。 寒くなると祖母は編みものを始めた。 私もかぎ針や棒針を持ち、祖母から手ほどきを受け編むのだが、カチカチの編み目で幅の一定しないマフラーや、適当な増やし目のせいでヨボヨボな帽子が仕上がり、根気のなさから上達せずにやめてしまった。 大人になり、手芸が趣味となってから、編みものに時折手を染めるが、途中でリタイヤしてしまう。 どれほど使われずじまいの毛糸玉や編み針があることか。 な

      • 湯梨浜へ

        以前、近所の書店でパラパラっと見て衝撃を受けた早川ユミさんの作品が、汽水空港で見られると知り、湯梨浜へ向かった。 県外への外出は久しぶり。 梅雨の晴れ間という言葉がぴったりのいい天気。 Official髭男dismも山陰道のドライブにピッタリだ。 湯梨浜には汽水空港をはじめ、以前から気になる場所がいくつかあった。 松江のイベント会場で何度か購入した、焼菓子のHAKUSEN。 そのHAKUSENのInstagramで知ったhishito。 hishitoで開かれている、は

      ものづくりの原点が突然なくなってしまう。