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葉月さん 家族でユネッサン

初めましての方も、そうでない方も、葉月です。
双極性障害の12年目です。

そんな私ですが、旅は大好きです。
旅のいいところって計画、実行、帰宅。この三つだと思ってるんです。

私はそういう仕事をしていたこともあって、旅行を計画するのが人より垣根が低いかもしれません。ですので、計画している時から楽しんでいます。

そこで、今回忙しい息子と主人とどこかに行けないか?と7月になった時思い立ちまして、日帰りでどこかに行こうか、と。

私は都内に住んでるのですが、どこがいいかなと色々家族にヒアリングしまして、息子からハワイアンズに行きたいと言われたんです。しかし、中々福島の日帰りは難しいとなりました。

移動時間が短くて行けるところ。そう思った時、私が10回以上は行っている箱根ではないか、と思ったわけです。なるべく移動時間を節約するために、品川から小田原までは新幹線こだまに乗りました。こんな贅沢、滅多にないですよ。こだま号で朝食をとりましたが、あっという間に小田原に着いてしまいました。小田原からは西武バスに乗って40分くらいバスに揺られながら小涌谷を目指し、到着。家を8時に出て、9:40につきました。

到着すると、すでに水着になってる親子たちの行列。ネットでチケットを買っていたけれど、そういうことですぐ入れるシステムでもないみたいでした。フロントの方、2名で大変そう。20分くらいその列に並んで、10人は入館できました。

2時間くらユネッサンの温泉という温泉を楽しみました。一番楽しかったのは息子と流れるプールで泳いだこと。息子が泳ぐ方に捕まってゆらりゆらりしてました。小学6年生なのにまだ私といてくれるこの息子が愛おしいな、素敵な時間だなと思いました。
プールの後、主人と合流し、ブルーロックとコラボしてる泡風呂でのんびり過ごしました。人はいっぱいいたけど、朝早くから行ったから、全部のお風呂に入れたし、結構満足しました。

お昼は混んでいたので、まあ、あとでもいいかと、森の湯に移動。森の湯すごく空いてました。森の湯にも食事処があって、そこでお蕎麦をいただきました。食べるところに困ったらおすすめです。

そのあと、男女別れて、森の湯を堪能しました。人も少なく、アメニティも揃っていたので、本当に温泉旅館に来た感じがしました。

帰りはお土産を見て、バスに乗って、小田原まで出たら、新幹線じゃなくてもいいよねってなりまして、東海道線のグリーンで横浜まで帰りました。
お腹も空いていたので、また駅弁を買いました。タイの押し寿司美味しかったです。

実は、写真はユネッサンで有料の写真を撮ってもらった以外、写真撮ってないんです。今回の旅行用にトイカメラも買ったけど壊れてて、どうしようと思っていたんです。そうしたら、主人が「スマホ、水に濡れるし、持っていく必要ないでしょ」と。もちろん、電車の時は見ました。でも、それ以外はスマホに触りませんでした。
息子の可愛い顔も、主人の笑顔も、私の楽しげな顔もその1枚の写真だけ。今その写真はリビングで飾っています。
昔ってそうだったよな、そんなに頻繁に写真撮らなかったよな。もっと大切な時間過ごしてたよな、って思いました。
帰りの電車で肩に頭を寄せてきた息子の寝顔は、走馬灯で出てくるかもしれません。

スマホで写真を撮ることが当たり前になって、その瞬間を切り取ることに慣れているようで、体験を搾取されていたのかもしれません。

その一件から、この夏息子と出かけても、前のように写真を撮ることはやめました。
その代わり、たくさんの思い出がこの心の中に焼きつきました。
思い出というフィルムに。もうすぐ夏は終わりますが、私のワクワクはまだまだ続きそうです。


#夏の1コマ

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