二年間で作ったものを並べてみる
初めまして nienteです。
僕が初めてプログラミングに触れたのは二年前の大学二年生の春。
学校の授業からプログラミングに興味を持ち、初めてApp storeにアプリをリリースしたのは大学三年生になる直前の春休みでした。
僕のアプリ開発は全部独学で本で得た知識やネットから拾ってきた知識のつぎはぎです。
これはこの二年間で作ったもの一覧です。
iOS
Android
play.google.com
全部は紹介できませんがどんな感じで作ったか紹介していきます。
自分はそんなに難しいことはやっていないのでこのレベルなら誰でも独学で作れると思います。これからプログラミングやアプリ開発をしようと思っている人にはもしかしたら参考になるかもしれません。
第一弾 Abuse quiz
これは初めてApp storeにリリースしたアプリです。XcodeでSwiftを使って作りました。
どんな内容でもいいからとにかくストアにリリースしたいと思い2,3日で作ってリリースしました。といってもアプリ自体は1時間くらいで完成しましたw広告をつけたりリリースの作業に2,3日かかったって感じです。
Abuse quizは直訳で誤用クイズです。10問の誤用クイズが出題されるだけの簡単なアプリです。確か全部storyboardで作ってコードは1行も書いてなかったんじゃないかな〜
広告の実装に何行かコードを書きました。書いたといってもネットのコードをコピペして一部を書き換えただけですけど。
ちょっと見にくいけどこれが僕の一作目のアプリの全容です。問題の順番も何回プレイしても変わりませんw
正解の選択肢を押すと次の問題に行き、間違いを選ぶと不正解の画面に飛ぶって感じです。
インストール数も広告表示数もほとんど0でしたがApp storeにリリースするという経験をすることが目的だったのでよかったです。一回できたら次からはわりとスムーズにリリースまでいけると思います。
第二弾 モンスト ランク計算機
二つ目にリリースしたアプリです。Xcode+Swiftで作りました。もともと僕はモンスト、特にランク上げにどっぷり浸かっていました。そのランク上げのモチベ維持のために作ったアプリです。現在の総獲得経験値と目標のランクを入力すると、あと何周クエストをクリアすれば目標のランクに到達するかを表示してくれます。
こういう感じで自分が必要なアプリを作ってついでにリリースしたら他の人のも使ってもらえた、というのが開発者にとって一番の幸せなんじゃないかなって思います。
ちなみにこのアプリは全然使ってもらえませんでしたw
↓ これはおまけです
第三弾 グーチーパー!
じゃんけんを使ったカジュアルゲームです。Xcode+Swiftで作りました。ここからspriteKitというフレームワークを使ったゲームが続きます。このspriteKitを使って簡単に当たり判定や物理演算を設定することができました。多分今は情報が古くなっていると思いますがこの本がとても参考になりました。
この本のおかげで動きのあるものを作れるようになり一気にゲーム感が出せるようになりました。
中心の手に向かって周りから手が飛んでくるのでそれに勝てるようにしたのボタンで手を切り替えて高スコアを競うゲームです。コンボが続くと飛んでくる手のパターンが変わって難易度が上がっていきます。
このアプリは自分では全然楽しく遊べるゲームだと思っていますが、周りの友達からはいまいちルールがよく分からない、難しい、と言われました。パッと見でルールが分かるというのは思った以上に大切なんだなと教えてくれた作品でした。
第四弾 hairIsMoney
放置ゲームです。spriteKitで作りました。定期的にハゲ頭から毛が生えてくるのでそれを毟り取ってその毛を育毛剤、リンスと交換して生えてくる毛の量や質を上げていき効率化していくゲームです。〜〜をしたら実績解除など今までのアプリの中では作り込んだ方でした。
これまではバナー広告やインタースティシャル広告のみを使用していましたが。このアプリで初めてリワード広告を使用しました。広告を見たらコンテニューなど、広告を見ればユーザーに良いことがある系の広告です。このアプリでは広告を見れば一定時間毛が早く生えてきます。Swiftでのリワード広告はちょっと詰まったような気がしますが、他二つの広告に比べてとても単価が高いので実装してよかったです。
hairIsMoneyは数少ない定期的に収益を生み出してくれるアプリになりました。
第五弾 光るブロック崩し illumina
ここから先のゲームアプリはすべてunity産です。スマホアプリでゲーム作るならunity一択なんじゃないでしょうか。少なくともSwiftで作るよりは簡単に作れましたしunityに慣れた今Swiftにはもう戻れませんw
unityの勉強に使った本はこちら
オレンジ色の本はとても分かりやすい内容で、青色の本は少し踏み込んだ内容でした。
どちらもとてもいい本でした。
illuminaは青色の本の一章に載っていた光る球ゲームをブロック崩しに応用したゲームです。
これは我ながら結構いい雰囲気を出せているんじゃないかなと思います。
illuminaも数少ない定期的に収益を生み出してくれるアプリになりました。
第六弾 じゃんけんオンライン
今のところ僕の代表作です。得ている収益の9割がこのアプリからです。
名前から分かる通りオンラインゲームで初めての試みでした。オンラインゲームを作るのは難しいと思って敬遠していましたがunityのphotonというパッケージを使うことで簡単に実装できました。
じゃんけんオンラインは名前の通りオンラインでマッチングした相手とじゃんけんをするだけのゲームですが一つだけ特徴があります。
それは自分と相手の今までに出した手の割合がお互いに公開されていることです。
このデータを考慮して相手が出す手を読んでじゃんけんをするじゃんけんに心理戦要素を組み込んだゲームです。実際にやってみると結構アツいじゃんけんができますw
またNCMBを使ってランキング機能を実装したり、色々新しいことに挑戦したアプリでもあります。なんでもやってみればできるもんだなぁと思いました。
実はこのアプリリリース直後は全く遊んでもらえませんでした。オンラインゲームで人がいないのは致命的、せっかくインストールされても対戦相手がいないから遊べない、ということが起きるからです。そのためずっと自分の端末でマッチング待機してたまにインストールしてくれた方と対戦する、といったことをずっとしていました。
しかしある日、youtuberのスマイリーさんに動画で紹介してもらい知名度やインストール数が跳ね上がりました。
朝起きたら突然人が増えていたのでびっくりしましたw
これがその時のグラフです。
文字通り跳ね上がっていますw
これがきっかけでApp storeのカードジャンルで最高23位にランクインすることができ、一年たった今でも遊んでもらえています。
スマイリーさんに紹介してもらっていなかったら今頃このアプリは埋もれていました。スマイリーさんありがとうございます!
今まで宣伝とかマーケティングとかプロモーションとかまったくやっていませんでしたがこの件で宣伝の大切さに気づかされました。なんならアプリの内容よりも大切かも知れない...
第七弾 みならいまほうつかい
このゲームは縦シューティングです。ゲームオーバー時にその週で獲得した経験値を消費して弾の威力を上げたり必殺技が使えるようになったりと周回要素を入れて継続率アップを狙いました。twitter投稿したら経験値3倍やリワード広告で経験値5倍などマネタイズに工夫しました。
このアプリはいくつかのアプリゲームレビューサイトに掲載していただき、とても良いスタートダッシュ(1日の最大収益を大幅更新)を切ることができたのですが、その直後盛大にずっこけてその後立ち上がることはありませんでした。
何故こんなことになってしまったのか原因は不明です。
第八弾 アイデアの星空
unity産のツール系アプリです。
unityは一般的にゲームを作るエンジンですがツールアプリも普通に作ることができます。Swiftで作るとAndroid版にリリースするためにはjavaやkotlinなどで作り直す必要があるのでunityで作っちゃいました。
このアプリはアイデアを持っている人とアイデアを実現する人をつなぐユーザー投稿型アプリです。
自分が次に作るアプリのアイデアに困っていたのでアイデアが集まるプラットフォームを作りました。がこのアプリにアイデアが集まることはほとんどありませんでした。
twitterで誰かが言っていましたが素人にユーザー投稿型アプリは厳しいですね。人が人を呼ぶ状態になれば強いと思いますが、最初に人がいなければ新しく入ってきてくれた方にも投稿してもらえません。人を集める知名度や宣伝力、アプリ自体がバズるなどしないと。
第九弾 神殿メモ
初のFlutter産アプリです。Flutterで作ったアプリはiOSにもAndroidにもリリースすることができます。また豊富なデザインのWidgetを使うことができるのでデザインの苦手な僕はFlutterでアプリを作ってみました。
このアプリはモンストのメイン級コンテンツ、神殿周回(他のゲームで言うところのレア掘り)の役に立つアプリです。機能は2つ、様々な状況の神殿周回統計を取る機能と、自分のキャラに何の実が付いているかを記録できるアプリです。
これは元々完全に自分が使うようにPythonで作ったものをストアにリリースしたくてFlutterで作り直したものです。モンストはそこそこやり込んだゲームなので自分が欲しいと思ったツールはわりと需要があるのではないかと思いました。
モンストやってる方はぜひ使ってみてください!
終わりに
ダラダラ長々と書いた駄文をここまで読んで頂いてありがとうございました。
本当は今回書かななかったアプリにも書きたかったものや、もっと語りたいアプリがあったのですが疲れたのでこれで終わりにしますw
僕が作ったアプリを見てプログラミングをやったことがない人もこれくらいならすぐに作れそう、と思った方がいるんじゃないでしょうか?これくらいならすぐに作れますw 始めようか迷っている人は是非やってみてください!自分が作ったアプリが他の人に使ってもらえるのはとても嬉しいし、自分が作ったものを世に出すのはとても良い経験になると思います。
初めて記事を書きましたがこれからも不定期で書いていこうと思います。
主に自分用の備忘録的な使い方になると思いますが興味がある方はたまに覗きにきてください!
お疲れ様でした
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