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【トレンド】変化する米国の食習慣 第3回 〜 飲料や食品に期待される「メンタルウェルネス」 〜

「健康的な食事」を健康だけでなくより包括的に捉えるミレニアル世代。「手頃な価格」「時間の節約」「健康的な生活とメンタルヘルスをサポートする商品」のニーズから注目されている商品は?

スナック菓子や飲料は、「心身ともに健康的な食生活」をし「時間を節約する」という消費者のニーズを満たす重要なアイテムです。飲料は、今日最も注目されるカテゴリーのひとつで、すでに多くの企業がビジネスチャンスを見出しています。

マリファナが入った飲料の売上は、2018年から約50%増加しています(注1)。

スムーズに買い物ができる、eコマースでの飲料の売上げも絶好調で、2018年には45%増加、より多くの消費者がオンラインショッピングを選択しています(注2)。

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消費者の「心身ともに健康的な食生活」のために進化しているのは飲料だけではありません。食品にも心身に健やかさをもたらすことが期待されています。

精神疾患は、睡眠障害と同様に、米国で広く見られる健康上の問題です。 CDCは、全米国人の推定50%が人生のある時点で精神疾患または障害があると診断されているとし、成人の3人に1人以上が十分な睡眠を取ることができていないと報告しています。改善が期待される領域であり、パッケージ商品は治癒回復のプロセスで重要な役割を果たすことができます。

脳の状態、不安、睡眠、うつ病のサポートをうたうマーケティングプロモーションや実績のある成分を含む製品は市場に溢れています。米国市場で見つけることのできる「脳によい食品」としては、マグロ、新鮮な牛肉、牛乳を使わないヨーグルトなどを挙げることができます。メンタルウェルネスに対する消費者意識の高まりを受け、企業側も体の健康と同様にメンタルヘルスを重視する必要があると言えます。

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しかし、時間を節約し、メンタルヘルスを改善する食品であっても、リーズナブルな価格の設定が必要ということは避けて通ることはできません。価格こそが、購入を希望する商品と実際に購入する商品との間に立ちはだかる最大の障壁です。消費者は自身の購買能力を超えた商品は手に取らないからです。

次回は、価格と消費態度についてレポートします。

参照                               (1)Nielsen + Headset, U.S. Cannabis Market Insights, 2019
(2)Nielsen e-commerce measurement powered by Rakuten Intelligence, Total U.S., 52 weeks ended Aug. 24, 2019 vs. year-ago

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