Dear 母🍀尊敬しています、これからもずっと…

私についてはこちらで自己紹介をしています。現在Groupの活動は休止中なので、個人で活動しています。

卒業後に起業する高校生の自己紹介｜高岡快斗(たかおかはやと)🎈/卒業後に起業する高校生｜note

私の家は母子家庭だ。昔はあまり裕福とは言えなかった。（母の努力により今は十分裕福な暮らしをしている）

小学校四年生の時に両親が離婚した。離婚がどういったものなのかあまり理解する時間もなく私は母に連れられて家を出た。

高校二年生になった今でも父とは仲良くしていて大好きだ。

🍀〈テーマ〉

少し重い始まり方をしてしまいましたが今回のテーマは「母に服を買ってもらう」というだけです（笑）

先ほども説明しました通り母子家庭で余裕でなかったもので、今までオシャレな服を母に買ってもらったことがありませんでした。

兄と二人でサッカーチームにも入っていて、お金もたくさんかかっていたのでゲームや服なんて欲しいものはあまりかってもらえなかった幼少期でした。

母子家庭で兄弟二人ともサッカーができている時点で私はとても恵まれているんですけどね😊

そんな母が先日僕に『服を買いに行こう』と言ってきたので驚いたものです。要件を聞くと高校生最後の修学旅行ぐらいオシャレをさせてあげたいとのこと。

いや、最高のオカンやないかいっ！😊

そんなこんなで予算一万円休日ショッピングがスタートするんですが、僕は考えました。

子供の頃はあんなに欲しいと言っても買ってもらえなかったもの、簡単に買ってもらうのはつまらない。

ということで僕が考えた企画は、
「僕の持てる知識を駆使して母の財布をいくらまで緩ませられるのか」と言うものです。

カッコつけて言ってますが、予算一万円なんて言わずにもっとおねだりしちゃおうということです。

約一年かけて少しずつ勉強してきたビジネスの力を発揮してやろうと思います💪

🍀〈戦略〉

ぶらりと始まった母とのショッピング。お目当てのものは学生らしい洋服と靴など。ハイブランドなんて買えません。

そこで私のとった行動とは、
「先にハイブランドを見てまわって高い服を見せること」です！

先にハイブランドの服を見せて値段の基準を決めることで、僕の目当ての服が安く感じるように仕向ける作戦です。

これが大成功しました🍀

とにかくハイブランドの店に入りました。
DIESEL 次にルイ・ヴィトンなど一着○万円もするような服を見て周りました。

その後に僕が欲しかったチャンピオンやラルフローレンの店に入りました。
そこでの母の第一声が『安!』でした（笑）

我ながら素晴らしい作戦だと思います✌️

第一段階の作戦に見事に成功を収めた僕は次の作戦に移りました。

次の作戦は「試着しまくる」です。
店員さんを呼んで試着しまくりました。

多分今日だけで10回ぐらい試着しました😅

すると結果的に試着した洋服は全て買ってもらえたんです。この現象に何か人間の知覚的なものが働いていたかは分かりませんが、服を買いに行ったら試着することはお勧めします！

次が最後です。この時点で既に一万円を超えていましたので、そろそろ帰るかという雰囲気が出ていました。

まだ帰りたくない僕は考えました。どうしたらもっと買ってもらえるだろうと。

そこで僕の取った行動は「母の服を選ぶ」です。
自分の分はもういいから母の服を選びに行きました。そして母が試着した服を褒めちぎりました。

正直めちゃくちゃ恥ずかしかった😅

母の服を褒めちぎっていると嬉しくなった母が僕に服を勧めてきました。そしてまた僕が試着してその服を買ってもらいました。

この現象を説明すると、これには「返報性の原理」というものが少し働いています。

返報性の原理とは「人に何かをしてもらったら、その恩に対して何かお返しをしなくてはいけないと思う原理」のことです。

褒められて嬉しくなった母は僕のことも誉めたくなったのでしょう。僕の作戦にハマってるとは気づきもせず僕の服を満面の笑みで買ってくれました😊

🍀〈結果〉

予算一万円で始まった母との買い物。最終的にいくら買ってもらえたのか。

ズバリ......35000万円でした😅

途中から正直悪い気もしていましたが、ミッションを達成しなければならない僕は止まれませんでした。

嘘です。たくさん買ってもらえて最高の気分でした笑

皆さんも両親と買い物に行くときはぜひこと作戦たちを活用してみてください✌️

🍀〈最後に〉

今回なぜこの記事を書いたのかというと、母への感謝を形にして伝えたかったからです。

他の子供たちのように物を買ってあげられないことを、たくさん謝られたし、授業参観や運動会に来られないことをたくさん謝られました。

普段は絶対口にしないのでここで少しだけ母の自慢話をします。

僕のお母は意志の強い人です。
離婚してから独学で勉強を始めて看護学校に入学し、男兄弟二人を育てながら首席で卒業しました。

卒業式には全員の前で答辞を読んでいました。

僕の母は弱音を吐きません。
母の看護学校のノートにはいろんな付箋が貼ってあってとても分厚いものでした。毎朝僕が起きた時にはもう家を出ていて、夜は10時を過ぎても帰ってこれない日々がほとんどでした。

帰ってから家の家事をこなして、僕たちが寝静まった後も一人で勉強をしていました。

自分のためにではなく、僕たちのために。

母は僕の自慢です。

コロナウイルスが蔓延していた時も母は病院でたくさんの人々を救っていました。

僕も母のようになりたいと心から思います。
強い意志を持って、誰かのために全力で頑張れるような、そんな人間になりたいです。

かっこいい人間になりたいです。

この文章を母が読むことはないけれど、感謝しています。

PS.どんな高級料理よりも、あなたが作ってくれる節約すき焼きうどんが、僕は大好きです。