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りんごに不慣れ。

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随筆をまとめています。ご興味がありましたらば、ぜひ。 ※少々センシティブな内容を含む場合がございます。
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2022年4月の記事一覧

りんごに不慣れ。4

りんごに不慣れ。4

私は信じていません。

神様の存在を。

けれど雨が降ると時々思います。

「神様が泣いている」と。

実際に泣いているのは神様でなく、空かも知れませんが。

気圧が低いと咳が出ますし、
歩く時には自然と下を向いてしまう。

傘はあるので髪は濡れずとも、
傘も服も通過して、雨が心に染み渡る気がします。

雨粒が、涙の粒が大きければもはや、
めり込んでくる気さえします。

もしかしたら、今ならば

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りんごに不慣れ。3

りんごに不慣れ。3

ひとは6秒あったら何ができるでしょう。
一般的には、怒りを静めることができるそうですが。

魑魅魍魎がうごめく世界です。
あると思いませんか。

6秒じゃ静まらない怒りが。

例えば、大切な人を傷つけられた時。
例えば、釈明があまりにも悲惨だった時。

一応、まじめに生きているつもりなのですが、
まじめに生きているのが馬鹿馬鹿しくなります。

不届き者が得をするようにできているのでしょうか。

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りんごに不慣れ。2

りんごに不慣れ。2

nieveです。2回目です。

そうでない方もいるかもしれないけれど、
人にはだいたい、ほくろがありますよね。
そしてそれは2種類に分かれます。

聡明なあなたはお分かりかと思いますが、
もはやいつからいるのか謎の主(ぬし)タイプと、
前はこんなところにいなかったはずの新米タイプ
です。

あなたが最初に思い浮かべるあなたのほくろは、
どちらのタイプでしょうか。

私は後者です。

ただどちらにせ

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りんごに不慣れ。1

りんごに不慣れ。1

nieve(ニエベ)と申します。初回です。
なんの初回か。
この随筆「りんごに不慣れ。」の初回デス。

随筆とは、横文字でエッセイとも言いますね。

前置きはこれくらいにして、自己紹介を。
と思ったのですが、そういえば苦手でした。

自己紹介。

なのであまり深く考えず、わたしのことについて
色々と連ねてゆきます。
ご興味がありましたらば、ぜひ。

名はnieve(ニエベ)と申します。
これはスペ

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