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リアル友達1人もいないけれど

なんとか生きれてます。
むしろよく考えたら幸せなくらいかもしれない!

世間からみたら“ちょっと寂しい人”だと思う。
ぶっちゃけて言うと、まったく寂しくないわけではない。
過去を後悔することもある。

でも過去の自分を悔いたからといって、友達が増えるわけでもない。

今のありのままの自分を受け入れる、ためにもここに記したい。


アルカリ星ってどんなやつ?

小さい頃からはみ出しモノ。
男の子とまじって遊んでた方がアクティブで楽しいし、自分の感情に良い意味でも、悪い意味でも素直。
それが小学生5年生くらいまでつづいた。
でもその頃女子にはぶられ、あれ人生ってハードモード?と気づく。

中学、決まった友人とツルむのが苦手。
人から好かれることは単純に嬉しかった。
私立に受験して、中学デビューをはたすも、最初からアクセル全開でいい人演じてたら最初こそ人気者だったが、中2くらいから雲行きが怪しく…。

そっから人が変わったように人と関わるのが苦手になった。
一番仲良かった子からも
「アルカリ星って誰と仲良くしたいのかよく分からない」
一言一句は覚えていないが、そようなことを言われどっちつかずだと誰からも評価されないんだ、って気づいたのもこの頃。

高校、
また逃げて不登校だったり、理由があって高校に通えない子用の通信学校に通う。(本当にお金ばかりかかり親には頭が上がらない)
中学の頃の性格からかわらず、やっぱり色んな人にいい顔してしまう。
自分の気持ちを素直に出す子がすごく苦手だった。今思うとそうすると嫌われる、と学んだ自分ができないから羨ましかったんだと思う。

まぁ、こんな不器用な自分なのであたりまえに大学も、社会人になってからもたくさんトラブルあったのに、よくもまあ生きてきたな、って我ながらとても感心するのだが。。。

唯一の居場所がネットだった。

なんとなく察しがつくとは思うのだが、
人間拠り所がないと潰れてしまうモノ。
平成のこの時代に生きてて良かった、と思える理由が、ネットという逃げ場所があったからなのだ。

学校にいてもハブられて、本音を言える子がいない。

親にも、気にしすぎよ。で門前払い。

でも誰かにわかってほしい、と藁をも掴む思いで唯一顔が見えず、気兼ねなく相談できるのがオンラインチャットだった。

学生時代、まあまあのメンヘラだったので、
危ないことも勿論あった。
皆さんが想像できるような、親には言えない様なこともたくさんあった。
だから万人にこのやり方がただしい処方箋です。とはいえない。
でも私にとってはこのやり方しかなかったのだ。

チャットで出会える道標となる人々

人生、必要な時に必要な人が現れると言うことがあるが、私はネットで様々なタイプな人と出会った。

友人でも年齢が幅広く
恋愛もネットで覚えた。

親が教えてくれなかった倫理観や、礼儀を教えてくれる人もいた。

無償でカウンセリングや、金銭トラブルの相談に乗ってくれる人もいた。

少しどころではなく、かなり変わってるのは自覚している。

でも私にとってリアルな自分こそ“偽り”であり、
ネットという仮想空間にいる自分が本来の自分だった。

なので普通の恋愛ではなかったと思うし、同年代より年の離れた(上下関わらず)恋人や、友人が多かった。

当然見た目より中身を優先する様な結果となる(顔が見えないのだから)。

それで思い出したのが「アルカリ星ってブス専?」と高校の時言われた記憶がある。
その時も言い返せなかったのだが、見た目より自分がいて心地良い人を優先している、のが正解なのだった。

でもまぁ思春期に、他のリアルのつるんでる人たちとは違う経験ばかりで、劣等感がないわけじゃなかった。

自分は人と違うが加速化していった。

話は飛んで現在の私

まあ、こんな誰でもない私の身の上話を永遠と聞かされても、飽き飽きするだろう。
なので振り出しに戻るというか、むしろタイトルの伏線回収にもなるけれど、
このネットを通じて出会った人と
なんだかんだで結婚もできたし、なんだかんだで結婚式のときに祝ってくれる友人が数人できた。
なんだ、結局幸せじゃんか、と肩を落とす人もいるだろう。
不快になった方へは申し訳ない。
でもやっぱり、社会人になって聞く周りの人の学生時代の話とのギャップ、さらにその同僚の子供たちの話をきいても共感できる部分がほとんどなく。寂しい思いをすることも多々ある。

さっくり、その辺遊びにいこうぜ、っていう近場の友達もいないし(ネットなので全国津々浦々(笑))
つもる学生のときの思い出話もできない。

でもネガティブを探そうと思えば幾らでも挙げられるけれど、

実際は県外から会いにきてくれるネットをきっかけに仲良くなった友人もいるし、

結婚式当日に私のために手書きで描いたイラストを、写メ越しに送ってくれる友人もいた。

旦那さんも本来出会うはずのない私と2年間遠距離するくらい好きでいてくれて、結婚までしてくれた。

人生というのは落とし所なんじゃないかと思う。(まだ半世紀も生きていないのでこれからだとは思うのだけれど)

結婚を機に色んな人たちとの繋がり

私というヒトの在り方。

32になりようやく少しずつわかってきた様に思う。

人生は思い通りでも、順風満帆でもなく
神様を恨んでしまう日も必ずある。

けれど、死を選択せずに今日この日を生きれてることに感謝なのである。

また、ネットの端くれで語っているこの記事が
私と少しでも似た境遇のひとへ
少しでもトンネルの暗闇の向こう側の光のようなものを感じてもらえたらこれ幸いである。

孤独な人はコメントでもDMでもください。
人に共有することで寂しさの全部は賄えないけど、すこしでも気が紛れたらと思う。

なんとなく、語りたい気分だったのでここに記す。

2024.1.18  アルカリ星

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