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自己肯定感って。

去年、自分の内面に多大なる変化を迎えて、おっかなびっくり変容している自分。

そんな中、YouTubeで心理学に関する動画や精神科医の方の動画などを見ていて、あれ、ものすごく勘違いしていたなと思った事がある。

自己肯定感を高める。
これである。
なんとなくの認識で、自分の良い部分に目を向けて、そこを伸ばすとかそんな風に思っていた。
でもいろんな分野の専門家の方が言っているのは、どうやらそんな事ではない。

自己肯定感を高める=自己受容とのこと。
良い部分だけではなく、自分の全てをそのまま受け入れるという事らしい。
ネガティブな感情も、そういう風に感じているんだね、と自分の感じたままを受け入れる。
良い悪いの判断はせず、不安なんだね、怖いんだな、悲しいんだね、怒っているんだね、と受け入れる。
どんな自分も自分である。
自分という存在はここにいるのだから否定するものではない。

これも私には大きくて、わー!そうなんだ!と驚いた。

自分の感情を無いものにする事を繰り返していた私。辛いのにその事を全然平気だし気にしないとごまかしていた事に気付いた。
もっと辛い人はいるし、私なんて大したことないし。皆大変なんだから我慢我慢、といった感じ。
そして、自分の辛さや悲しさを認めてあげていなかったり、人に認めてもらえなかった事が悔しくて悲しくて仕方なかったんだなと気付いた。

私が私の感情をないがしろにしていたから、周りな人にも辛さを認めてもらえなかったのかもなとも思った。

自己受容を知って、自分の感情のそのままを受け入れられるようになってくると、気持ちが安定してまさにご機嫌でいられる事が増えた。
そして、周りの人に対しても、以前よりも相手を尊重できるようになってきた。

夫が言うことに否定的に返事する事が多かったし、介護中の母にも厳しく接してしまう事が多かった私が、相手に対してもそんな風に感じているんだねと、そのままを受け入れる事ができるようになってきた。

以前の私の横暴さよ、と思うけれど、そこに気付けていなかったのだから仕方なかったとも言える。
今は、本当に気付けて良かったと思う。

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