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nico の星宙百景

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心理占星術家nicoによる一ヶ月の星読み「時期読み百景」。毎月、太陽がサイン移動した瞬間のホロスコープ(イングレスチャート)を分析し、わたしたちの暮らしと天体の運行から「今」を読…
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赤ペン12サイン占い 2024 乙女座 8/22~9/21

牡羊座「あれもしたい、これもしたい、もっとしたい、もっともっとしたい」 THE BLUE HEARTS…

他者を通して見えているもの、それはかつて自分の中にある欲求だったのかもしれない …

 世界平均気温が史上最高を更新したらしいが、冗談抜きで毎日暑い。これが火エレメントの不動…

人との差異をどう生み出すか、似た者たちに埋もれながら「彼らと違うのだ」という境界…

毎年、太陽はほぼ同じタイミングで黄道12サインを運行することから、双子座にイングレスするの…

傍観者にならない、自分事として自分なりに力を注ぎ、聞きなれない言葉にも耳を傾ける…

心理占星術の生徒さんと共に、長らく赤ペン12サイン占いというのをやっているのだが、今回の原…

自分の中に芽生えた違和感、古く腐った水を入れ替えたいという衝動に目を向ける ~星…

天体が風エレメントを通過する際は、何かと「不穏な空気」というのが漂う。これは火星サイクル…

星宙百景 2023 水瓶座 ~冥王星がもたらす出発する勇気、風エレメントの強調が意味す…

占星術業界で今、もっともホットなトピックといえば、山羊座に滞在中の冥王星が太陽と最後のコ…

星宙百景 2023 射手座 ~「できるかどうか」ではなく「これをやらなきゃ始まらない」という切実さを原動力に歩みを進める

最近、クマ出没、クマ被害のニュースをよく耳にする。人間が安全に暮らすためには駆除という選択しかないのだろうが、ニュースを聞く度にやるせない気分になる。市街地周辺に出没するクマのことを「アーバン・ベア」と呼ぶらしい。クマ被害の原因について、「異常気象により餌場が少なくなった」説や「地方が過疎化し、環境が荒廃しているから」説などがあるそうだが、そうなると「アーバン・ベア」はこれからもっと増えそうだ。 あっちもこっちも人材不足。過疎化した村に手を加える余裕などなさそうだし、そうや

時期読み百景 2023 天秤座 ~これまでとは違う手を打つ、流れを変える、打って出る、…

 書きはじめはいつも難しい。“今”を表現するのにもっとも相応しい象徴を何に求めるか。光の…

nicoの星宙予報 2023 獅子座 ~この夏は金星逆行と共にある、経済や価値の是正がはじ…

 占星術の難しさの一つに、象徴の捉え方の不確定さ、あいまいさというのがある。見る人によっ…

nicoの星宙予報 2023 蟹座 ~今こそ「タラレバ」を手放し、持たざるわたしで有限をつ…

2023年の夏至図 ~個を確立する、作るとは 夏至とは、春分ではじまった物事や動きが、ひとつ…

nicoの星宙予報 2023 双子座 ~すぐに結果は出ない、自分にとって価値あるものを見極…

 主要7ヵ国首脳会議が太陽双子座イングレスとともに閉幕した。被爆地・広島での開催の意義、…

nicoの星宙予報 2023 牡牛座 ~未来は今、開かれた。明確な指針を手に一歩を踏み出す…

 3/21に開催した勉強会では、春分図から見る2023年の動向、今後の行方などを考えた。その際、…

nicoの星宙予報 2023 牡羊座 ~春分図から見る2023年 魚座・土星のもたらす世界、次世…

 心理占星術における四季図リーディングでは、天災や事件・事故、社会的現象に何が起きるかを…

nicoの星宙予報 2023 魚座 ~叶わぬ理想、重なる失意…不都合な真実の中で冷静に現実を見つめる

  今、「時期読みパーフェクトマスター講座」という、私にとっても受講生にとってもチャレンジングな講座を開催している。タレントのタモリではないけれど、うっかり「新しい戦前」と口にしたくなる空気に世界中が覆われているような時代に、占星術はどんな象徴を提示できるのだろうか、そんなことを大真面目に考える講座だ。  6ヶ月間にわたる第一部が終わり、先月から始まった第二部では、いよいよ月相、四季図、天体の運行を読み解きながら「時代をとらえる」という、おそらくもっとも難易度が高く(私にと