『佐藤健寿展 奇界世界』へ行ってきました。
風薫る気持ちのいい気候の5月。
折角なのでどこかへクロスバイクで走ろうかなと
行き先を考えていました。
ネットでいろいろ調べていたら
西宮市大谷記念美術館で面白そうな展覧会が
開催されていることを知り、観に行ってみることにしました。
写真家・佐藤健寿さんの写真展。
佐藤健寿さんは120カ国以上を旅して“奇妙なもの“をテーマに撮影される写真家です。
この展覧会は佐藤健寿さんが20年間で撮りためたその世界各国の奇妙なものが展示されています。
独特な形態の住居、廃墟、少数民族、遺跡、儀礼、祭祀など。世界各地の「奇」なる事物や文化を撮影した作品の数々。
未知の世界が写し出されている写真が衝撃的で好奇心をそそられ、食い入るように1点1点解説を読みながら鑑賞しました。
未知の世界を知ることはとても刺激的で楽しい。
世界にはさまざまな文化があって、実際にはなかなか
行けないけどこの展覧会で擬似体験ができました。
私たち日本人からしたら、異様な光景にも見える写真もたくさんあって衝撃的でしたが、どれほど異様に見えてもそこに共通するのはそれらは全て人間の営みによって生み出されたもの。そして、そこで暮らす人々にとっては日常なんですよね。
一体、何が“普通“で何が“奇妙“なのか?
自分の暮らす日本や、本当に小さな自分の周りだけの価値観で判断してそれ以外のものは“奇妙なもの“とするのはあまりにもちっぽけなのかもしれない。
未知の世界を旅してきた気分になり、好奇心を刺激されました。
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