私は全てを100%頑張れないタイプです。

こんにちは、にこママです!
タイトルにもあるように、正直、私は全てのモノゴトを100%で頑張れないんです。
頑張るポイントって日常の中にいくつもあるじゃないですか…大小問わずですよ?

家事、育児、仕事など大きなカテゴリの中を細分化すると果てしないですよね。
料理が苦手な人からすれば、朝ごはん作るところからもう既に頑張りが生じます。
早起きが苦手ならば、身体を起こすところから改善する(頑張る)努力や思考を働かせねばなりません。

何を頑張っているのかを書き出そう。

私は器用な人間ではないですし、苦手なことばかりなため、頑張りや努力がたくさん必要だと自覚しています。ただ、漠然と認識するのではなくもっと細かな部分まで「頑張ること」と捉えている内容を知ることが大切だと思っています。

数の多い少ないが問題ではなく、自分自身がどれだけ把握しているかです。

なぜ把握した方が良いのか?

私的考えですが、何となくで進んでいると理解して動く以上の倍ストレスがかかります。でも、理解することで私はコレが苦手だからこのくらいのパワーで取り組もう。と自分に落とし込むことができます。

この「自分に落とし込む」ことこそ重要だと感じています。

全て100%で頑張ろうとしていた、以前の私

言葉の通り、全て完璧にやらなければと考えていました。
すると、どういうことが起こるのか…盛大なるパンクです。

全ての思考が停止するということではなく、ほとんどのモノゴトが遅延し、非効率の中で動いていくということです。そして期日ギリギリのものから片付けていくので、正常な息継ぎができなくなっていました。

タスク管理や整理をする暇もなく何かの作業に追われていた私。最悪の状況ですし、どこかで整理しない限り永遠にそのままという負のループ感がすごかったです。

仕事で例えるなら、プリンターの不具合や備品の注文など頼まれるたびに手を止めて取り掛かっていましたし、物質的な不具合に関しては原因をあげといた方が良いのかな?と思い、各所へお問い合わせをして原因を聞き、報告をあげていました。

備品に関しても、足りないものを注文する時は、他の方に聞き回りまとめて注文したり、言われたこと以上をやらねば!みたいな意味のわからない正義感を振りかざして全て100%で取り組んでいました。誰に頼まれているわけでもないのに…です。

100%が素晴らしいわけではない(個人的意見です)

ある日、限界がきたんです。自分で気づく余裕もなく、他人からの指摘によって自分が限界だったと気づきました。本当に最悪のパターンです。

自分のタスク管理もボロボロになっており、期日の調整をせざるを得ないモノが所々で発生し、メンタルも不安定でした。常に自分の仕事と飛び込んできた案件、事務的作業に追われていた(自分でその状況に追い込んでいた)ので、常に期日に追われている恐怖というか、鬼気迫る感じというか…そんな感じだったのでもちろんメンタルに良いわけないですよね。

そこで、指摘くださった方から作業にかけるパワーバランスを聞かれました。

案件や他の作業によって、一旦たたきで良いものもあったり、完璧なものを相手は望んでいないこともあって、そういった相手が求めている結果を予測して、そこにかけるパワーを何%にするのか考えることが大切だと思いました。

もちろん実績にも直結してきますので、かけるパワーの予測は大切になりますが、40%の完成度でたたき程度のものを見たい方に対して、100%の完成形を出してしまうと、そこからの修正や方向転換が生じた場合、本末転倒です。

そういった意味でも内容に対して相手が求めるパーセンテージを理解し、アウトプットすることが、相手にも自分にとっても最善の行動だと気づきました。

相手が求めてもいない事を100%で行動してしまうと、極論ありがた迷惑になるかもしれませんし、あくまでも自分主体で考えるのではなく、相手主体でアウトプットするべきではと思います。

もちろん、手を抜くとかではなく、私の中の100%と相手が求める100%は違っているので、先方が希望される内容が私の中で60%できるモノであれば60%になるイメージです。

思考を変えたことによる変化

これはすぐに実感しました。何より、指摘くださった方から「うまく回り出したね。」とお声がけいただけたんです。本当に嬉しかったですし、自分が少しでも変われたんだと実感した瞬間でした。

自分の自己満だけで完璧を求めていたときは、作業の遅れや完成度について指摘されることが多く、「なぜ期日から遅れそうなのか」「これで満足のいく資料だと言えるのか」などと言われていました。

相手からすれば当たり前に感じる疑問ですし、指摘です。なぜなら、期日に望んだ提出物が出てくることだけを考えているわけですから、私の頑張りなんてどうでもいいことなんです。しかも期日ばかり意識して慌ただしく制作したものは粗が目立ち大変失礼極まりないモノでした。

今では、どこを主体として考え、行動するかによって自分自身の評価にも直結すると心底感じています。

相手主体で考えるだけでタスクはみるみるうちに片付き、尚且つ期日に遅れず提出物を出せるようになったことで、相手からの評価も上がり、スケジュールがずれることもなくなり、新しい仕事に対してもスムーズに対応できるようになりました。「期日に遅れない」「望んだ内容が上がってくる」この2点を押さえたことで信頼もアップしていったように思います。

具体的にどのような考えでパワーバランスを保っていたのかというと、先方によって変えていました。

ここからはとても現実的な話になってしまいますが…正直なところ掛けてくださる予算が高い順でパーセンテージも上がっていきます。

また、どの部分で私が制作したモノが活かされるのかによっても若干変わってきます。

例えば広告を打つとして、指定の形で制作したこともありました。その場合、「店頭のみ」「ネット型拡散専用」「公式HP」など集客に繋がる率が高そうな場所であればパーセンテージは高くなりますし、目に触れられる可能性が低いのであれば、少しだけ下がります。もちろん、企業さんの熱量や予算などで都度違ってきますが、最初のお打ち合わせで納品物の使用方法やお考えを伺えますので、私はこの段階である程度のパーセンテージを定めていました。

もちろん、先にお伝えしたように先方が求める100%を納品することに変わりはありません。使用方法でパーセンテージを下げるにしても、確実に先方が100%と感じなければ意味がありません。ですので、そこだけは徹底し、自分の中でパワーバランスを考えて作業していました。

さいごに

自分が思っている100%が必ずしも相手の求めるものではないということを理解していなければなりません。そこを理解していないと、私のように自分本位で100%を求め、いつの間にか倒れそうになってしまいます。

まさに自分で自分の首を絞めていることになります。

現状何かに疲れているのであれば、少し休憩して今一度考えてみても良いかもしれません。。。

最後まで読んでいただきありがとうございました!


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