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会社辞めたいけど辞められない人の一歩目

こんにちは!ニコです。

退職して4ヶ月が経とうとしています。
退職は、わたしの中でものすっごく勇気が必要だったし、とても体力を使いました。
そんなわたしの経験と最も重要だと感じたことをお伝えできればと思います。

当時「辞めたい」と感じているのに「辞められない」と自分の気持ちを押し殺して、気持ちが右往左往し、約6ヶ月足踏み状態でした。

一歩目は簡単なようで全く簡単じゃない。私がそうでした。

今となっては答えに悩む時間って本当に無駄だったなと言えます。
シンプルに「辞めたい」と意思表示することこそが、とても重要なんですよね。

信頼のおける方へ相談しましょう。

踏み出す一歩目はこれに尽きると思いました。
意思表示を誰かにするのなんて簡単だと思っていた私ですが、「退職」というワードをハッキリと言うことはとても勇気が必要で、圧倒的に相談できる人がいませんでした。

そんな状態で、勇気を出せずに右往左往していた期間は約6ヶ月。
当時の私は一歩目が重くて重くてしょうがなかったんです…。

まぁ、長い期間を無駄にしました。
そしてついに、意を決してファーストアクションを起こすわけですが、その相手は「2つ上の立場にあたる上司(女性)」でした。

なぜその人?

・仕事内容をおおよそ把握している
・退職の原因になっている方(上司)を知っている
・客観的な目線での発言を常々されている

以上の理由から、この方へ相談しました。
以前から個人的に仲良くさせていただいたわけでもなく、あくまで仕事を共にしている上司という立ち位置の方でしたが、誰に対しても平等な考え方を持たれており、仕事面でもすごく尊敬している方でしたし、信頼のおける上司だったので、勇気を出して声をかけました。

3つ目の客観的な発言をされるところに関しては、特に重要で、尚且つ自分を否定される事もあると心得た上で相談することが大切です。

助言その1「あなたの価値を誰に求めているの?」

わたしの中ですごく響いた言葉でした。
わたしの価値はもちろん周りが評価するものですが、明らかに断言できることは、「わたしが認めて欲しい人はパワハラ上司ではない」ということです。
ただ、当時そういった視点で考えることもなくなっていたので、パワハラ上司の顔色も伺っていましたし、提案に対してもパワハラ上司の意見の元動いていましたし、いつしか「Yes」をもらうために働いていたような気がします。

加えて言われたのが、「自分の価値を高める場所」についてです。
つまり自分を置く環境に心底納得してやっているか、この環境下で周りに自分の価値を認めて欲しいのか、高まるのか、ということです。

わたしの答えは完全に「NO」でした。

助言その2「迷う理由がお金なら、すぐに会社を辞めた方が良い」

完全に、図星でした。
パワハラ上司や自分の価値に関して考えても尚、退職に対して踏ん切りが付かず、言い訳を並べていた私に確信をつくような助言でした。

やはり最終的に考えていたのは「お金」のことだったんです。

会社員の良いところは毎月安定的にお給料をいただけること。仕事の成果云々は置いておいて、必ず会社からお金をいただけますよね。
この安心感を手放す勇気が本当に無かった…。

手放したら最後。数ヶ月後には貯金を使い果たし先の生活は絶対に苦しくなる…と最悪の事態を考えていました。

ここで初めて、助言を飲み込むのに時間がかかりました。
辞めたいけど、お金のために辞めずに踏ん張っている状況で、「それならサッサと辞めなさい」と言われてしまうと、大袈裟ですが「露頭に迷いなさい」と言われているような気持ちにもなったんです。

実際には、この助言はとても深いものでした。

「生活のために稼ぐな」
この言葉にハッとしました。
わたしは、「生活のため、子どものためにはお金が必要だから辞められない」と耐え忍ぶ選択を約6ヶ月していました。

今だから思うことですが、お金を稼ぐ目的が生活になっていた当時は、お給料のために動いていたため、家庭でも会社でも余裕がなく、全てがいっぱいいっぱいでした。

子どもを育てるにはお金が必要ですが、稼ぎに対するスタンスが良くないことに気づきました。

このままだと会社や社会の奴隷でしかない。
自己の価値が高まらないまま、毎月決まった額を受け取り生活費に消えるんです。

過酷な環境下に自らを置き、毎日8時間という長い時間を提供しますが、果たして給料は見合った額なのか。

答えは「NO」です。

あくまでわたしが個人的に考え、出した結論でしかないのですが、全く満足のいく金額ではないことに気づきました。自分の時間を無駄にしているなと…。

最終的に、何を言いたかったかというと、
「自分に投資すれば最終的に豊かになる」ということでした。

稼いだお金を生活とまだ見ぬ将来貯金に当てるより、今の生活を見直し、最低限の生活費を算出。残りは自己投資に当てるのです。

今生き抜く資金だけを準備し、他は全て自分の成長に当てる。

自分に投資するわけですから、将来的なリターンが全く違ったものになります。
全てが自分次第でハイリターンになるということです。生活のために稼ぐのではなく、自己投資のために資金を出し、リターンの幅を大きくできれば、もっともっと世界が広くなるのではと思いました。

こういった考えを自覚した時、私の中でとてもワクワクしました。

助言その3「環境を変えなさい」

自分という人間を知り、どんな価値を持っているのか、または自分にどんな価値を持たせたいのかを知る事は、今後大きな変化をもたらすと感じました。

そして、不思議と身を置く環境が見えてくるんです。

もちろん、会社にいて自分の価値を高められるのなら必ずしも退職は選択しなくて良いです。ただ、私の場合組織の序列を変えない限り環境は変わらないと判断しました。つまり、退職し環境を変えるしかなかったのです。

環境を変えることを最優先して行動した結果、安定的に入ってきていたお給料もなくなり、苦しい状況ももちろんあります。生活は一気に不安です。また、自己投資のための資金繰りや時間操作で頭が爆発するんじゃないかと考える時もあります。ただ、一方で、全て自分の行動に納得できるようになりました。

自分が行動し、利益が上がっていなくても未熟な自分に納得。次は何をすべきか、必死で考えます。人間関係のドロドロした中で毎月の給料だけを求め働いていた頃に比べたら、月の収入0円でもよっぽど価値ある時間を過ごしていると感じるんです。

さいごに

会社員じゃなくなるのって、すごく不安だと思うんです。私も悩んだ期間が長かったので、簡単に語れるものではないと思っています。

でも、たくさんの勇気を振り絞って相談できた事ですごく世界が明るくなりました。やりたい事やって失敗してお金に困ったならば、単発でバイトしてもいいし、お金を稼ぐすべは無限です。

ただ、生活費のために毎月歯を食いしばって仕事するより、何か自分や家族のためのリターンを生みだすために環境を変え、自分のスタイルでお仕事するのって、めちゃくちゃ価値があります。そしていろんなことにチャレンジできる環境だと感じています。

私もまだまだ、やりたい事での収益は生まれていません。0円です。
でもワクワクしながらこれからも必死に頑張ろうと思います!

もし、「辞めたい」けど「辞められない」と悩んでいる方がいれば、こんな人もいるんだと、一緒に何とか踏ん張ろうと感じてもらえれば、私にとって最高に嬉しいです。

悩み苦しんでいる人が、納得のいく選択をされることを願っています!

最後まで読んでくださって、ありがとうございました。


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