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覗き見ては辱めを受けての地団駄。

「私、こんなに幸せなの。」「私、これだけ彼女(彼)に愛されてるの。」「私達、こんなにラブラブなんです。」

SNS上での過剰なアピールは実はそうありたいと願うイメージ図なのかもしれない。

目にした人が引く程のラブラブな投稿の中に存在するのは「私が、私が」という一人称で、最愛の存在であるべき恋人すらも、実は「私の幸せっぷり」を引き立てるアクセサリーでしかないんじゃないか。

自己愛と云うのか.....承認欲求と云うのか.....


今の時代は凄いんですね。

今時のレズ界の若い子達はSNS上で鍵も掛けずにバンバン顔出ししちゃってる。

あと「一生離さない。」とか「ずっと愛してる。」とか言ってたかと思えば3ヶ月後にはあっさり別れたりしちゃうからびっくりです。

おばはんの3ヶ月なんてほんの一瞬ですから。

溜息ついてお茶を飲んでたら3ヶ月なんて過ぎ去ってる勢いですから。

だからって3ヶ月前の事は覚えちゃいませんから。


以前見掛けて戦慄した動画は若いレズカップルが序盤からお芝居してました。

ふたり言い合いっぽくなって喧嘩へ発展。→ネコ、部屋を出て行こうとする。→タチ、ネコを壁ドン!→タチ「愛してるよ。」とか多分言ってる。→ふたりの顔が近付き、キス.....キス.....キス.....(永遠に続くかと思う程になげーーーの。)


..........


は、恥ずかしい!(赤面)

何故お前が?って思われるでしょうが、共感性羞恥強めで尚且つおばはんの私はその場で地団駄踏みたくなる位に堪んなかったです。

「一体私は何を見せられてるんだろう.....」って辱めを受けたような気持ちにもなりました。

こういうのを全世界へ公開する勇気が凄いです。

何でしょうか。一体何の為に。

そして一体どういう気持ちでお芝居までやっちゃってるんだろう。

練習とかしたのかな。

キスシーンの練習もしたんだろうな。

タチは「キスする時はもっと首を傾けた方がかっこ良くない?」とか言ったのかな。


..........


は、恥ずかしい!(赤面)

その練習風景を想像しただけでまた堪んないです。


あ、決して羨ましいわけじゃないんです。

私だってつい最近彼女に壁ドンされましたし。

エレベーターにふたりで乗っていて、

彼女が私を見て「あれ?」って言ったかと思えば

その顔が私に少しずつ近付いてきて

壁ドンからの顎をクイッてされた時には

そりゃもう一瞬高まっちゃって


エンダアアアアアイアアアウィルァアルウェイズラァァァァビュウウウウウアアアア


「I Will Always Love You」ホイットニー・ヒューストン/映画「ボディーガード」の主題歌


.....と脳内じゃこの曲が流れたものですが

実際には「顎に太いヒゲ、1本生えてる。」言われました。

「ねぇ、男(笑)?」言われました。

うっすら目を閉じ唇を差し出そうとした自分が可哀想でその時は言えませんでしたが、その答えは加齢によるホルモンバランスの乱れです。

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