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80年代バンドブーム、悪夢でしかなかった

ギター歴35年🎸
不遇の時代を振り返る①
『80年代バンドブーム悪夢でしかなかった』
13才でギター始めて、自分にとって最初の大きい
難局はバンドブームだった。
ヤンキーとか、運動のできる目立つ子たちが、単なるカッコつけでバンドはじめて、へんな日本のバンドのコピーをやる…
文系の自分にとっては違和感でしかなく、『どうせすぐ辞めるのに俺より目立ってんじゃねーよ』と、いつも思っていた。
しかしコイツらにとっては学校の体育館が生涯で立った一番でかいステージだったわけで、俺は卒業後にクアトロとか、東京や大阪でも大きいハコでさんざんやらせてもらった。
大人になってからは、会社の先輩が『昔はみんなフォークギター手にしたもんだ』とか、風俗嬢が『一度はギターやってみたいもんだよね』とバンド経験を語ってくれた。
つまり、こういうすぐ辞めるミーハーな人たちが音楽産業を盛り上げているわけで、俺たち一生ロックをやめられない者にとっては、広い意味でお客様と言えなくもない。
同じ事やってるようで全く違う人たちなんだ、と理解するしかない。
※写真はイメージです

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