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【にこ勉】PA 受動的攻撃について

耳の痛い話

を、自分でする訳ですこれから(笑)
私が勉強してきたものを【にこ勉】シリーズとしてお届けしてみたい。
今日はPAについて。

PA=Passive-aggressive behavior
というものがあって。
和訳すると「受動的攻撃(行動)」となる。
受け身な攻撃。ちょっとした違和感をおぼえる。

受動的攻撃とは

怒りを直接的ではなく、隠しながらも遠回しに表現して相手を困らせるような性質のこと。
例えば怒りを「黙ること」「サボること」など消極的、否定的な【態度で】表現することで相手を攻撃すること。

まあ〜よくやってる

これが良い悪いとかそういうことでなく、多くの人が意識的にも無意識的にもやってるよ、という。
例えば叱られたこどもが「ダンマリ決め込む」とか、「(叱られた)相手を無視する」「ドヨーンとしてみせる」「宿題サボる(スト?)」などは、割とイメージしやすいかと。

上で「スト」と書いたけれど、要するにコミュニケーションをストライキするようなものになってしまう。
コレ、悲しいかな #アダルトチルドレン #虐待サバイバー がやりがちなのだと知った時はショックだった。
「やってる!」と思ったし、「されてきた!」とも思ったし、そういう理屈なんだ、とトリプルパンチ。

衝突を避けるために?

一見衝突を避けるにはベターなのかと思いきや、内実やってしまう「攻撃」行動はこんな感じ。
・無視する
・親密になるのを避ける
・皮肉、批判的
・ホメない
・わざと遅れてやる
・わざと何もしない
要は「まっすぐ向き合う」のを避けているということ。そしてもっと怖いのはこの手法は相手をコントロールしようとしてる行為になってしまうこと。

根っこ

ACにおける一番の根っこは「怯え」なんだとか。あとは「無力感」「孤立感」「極端な自己肯定感の低さ」

にこの家庭の場合は両親の共依存がベースで、父→支配 母→イヤイヤ服従というつくりだったので特に母からのPAがすごかった。(なんだかテキストの典型みたいだな)
私は「いやだ」と言ったことも、言えたこともない。いつか「いやだ!」と言うのが野望だったホド。(何に対して?は別記事で)

父は「北の偉い人みたい」なので絶対服従しかなくて、腹いせに母から受けた受動的攻撃は舌打ちと、無視と、わざとらしいため息、あとわざとガラス戸をガシャーン!と閉める行為。何万回されたことでしょうね。

あ、そうそう、私が成人して話し合いを試みた際、しまいには「どうせ全部お母さんが悪いんでしょ」「私が悪うございました」と思ってもない言葉でシャッターをおろしていた母。今こうして羅列したらもう、、ねぇ、笑けてくる(苦笑)

防衛規制を使うようになった私

防衛規制とはフロイトさんのアレ。
抑圧、否認、合理化、投影、反動形成、退行、逃避。

心を守るために発動するらしき防衛規制。
病気も、逃避の一つだったりするそうな。ちゃんと怒れない、不満を言えないと、肉体の方が耐えられずに「いやだー!」を表現し始めるんだろうなと考えたりしてる。(全てとは言いませんが)

特にもうひとつ私が陥るのが(概ねすべて当てはまってるけど)何か言いたいくせにダンマリ、あとコンセント引っこ抜き発作(笑)
これがまた、タチが悪い。
今はタイムラグこそあれ、「うわ私またやってる!」と【気付ける】ようになってきているし、インナーチャイルドの【ちびにこ】の存在について親しい間柄の人にも説明して、理解までゆかずとも把握してもらえるまでになった。気付けるようになっても、やっちゃう怖さ。(あの、関係各所の皆さん誠にごめんなさい)

感情に善悪なんてないらしい

私は幼少期から喜怒哀楽ぜんぶ禁止されていたので(普通に怖い)大人になっても感情を出すのに苦労した。特に「怒り」「悲しみ」は表出が難しかった。
感情を「ぶつける」のは別問題になるけど、感情を「感じる」そのものは自由で善悪なんてないというのを知れた時はカルチャーショック。止まらぬ目からウロコ。

まとめ・PAに気付いたら

あくまで私調べですが、「されてんな」と気付いたらその場を離れること。
自分が「やってんな!」と気付いたらスライディング土下座の心で誠心誠意ごめんなさいすること。

ものすごく非建設的な行為で、誰一人いい気持ちしないから、もしかしたら気分を害して目の前から去っていく人もいるかもしれない。私自身そういう体験が少なくない。
だから、本当にしくみを分かるよう、自分にくり返し教えてあげる事が必要になる。だって知ってもやっちゃうんだから。

気付けばいいし、そして学べばいい。コミュニケーションの理想は叶える事ができるものだって信じて。


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