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ファイナンシャルプランナー(FP)が読む冊子【FPジャーナル5月号感想①】 学校でのパーソナルファイナンス教育で活躍するFP

nicoと申します。

よかったら下記からプロフィール記事も読んでやってください。

日本FP協会より届くFPジャーナル5月号の感想を書いていきたいと思います。

今回の特集は「学校でのパーソナルファイナンス教育で活躍するFP」です。
パート1の「パーソナルファイナンス教育の現場から」は座談会・リポート・インタビューで構成されています。

  • 座談会「パーソナルファイナンス教育・FPの役割とやりがい」

  • リポート「私のパーソナルファイナンス教育活動」

  • インタビュー「期待される消費者教育・パーソナルファイナンス教育とは」

順番に見ていきたいと思います。

1.パーソナルファイナンス教育とは?

まず、パーソナルファイナンスとはなんでしょうか?

個人ファイナンス(パーソナルファイナンス、個人資産管理)は、個人や家庭の財政を決定づける金融原則。 個人や家族が、さまざまな金融リスクや将来の人生におけるイベントの中で、長期的に所得を得て貯蓄し、かつ消費していく方法を獲得することを目的としている。

個人ファイナンスの分野には、小切手や預金口座、クレジットカードや個人ローン、株式市場での投資や年金、社会保障や保険ポリシー、所得税の管理などが含まれる。

Wikipediaより

だそうです。
パーソナルファイナンス教育はパーソナルファイナンスについて教える、ということなのでしょう。

一方、新学習指導要領では「金融経済教育・消費者教育」となっています。
私は結構このような用語の違いが気になる質なんですよね。

「パーソナルファイナンス教育」という語を検索するとほとんどFP協会のページがヒットするので、協会独自の語と考えてよさそうです。
FPなら知っていて当然なのでしょうか。少し解説があれば親切なのに、と思ってしまいました。

もしも認識が間違っていましたら、ご指摘いただけると幸いです。

2.どこでどう教えるのか

小学校、中学校、高等学校、大学と教える場所はさまざまで、期間も年間通しての授業あり、単発で依頼されての登壇ありでいろいろなようです。

記事を読む限りでは、消費者としての権利と責任、家計管理の概要を知ってもらうということのように感じました。
今後はもう少し踏み込んだ内容も必要とされるでしょうし、FPが直接生徒・学生に教えるというよりは、先生が教えられるようなトレーナーズトレーニングを行なうことが求められる気がします。

また、FPが直接教える場合はゴールを具体的数値で設定するよう、依頼元の担当者、先生と綿密に打ち合わせが必要です。

消費者教育・家計管理はどちらも、今後絶対に必要な知識です。
FPの授業によって関心を失わせてしまうのは、その生徒・学生の人生を歪めてしまいかねません。

おもしろかった、今後役立ちそう、取り組んでみたいという気持ちを起こさせる内容になるよう願っています。

3.教え方を知っているFPが増えますよう

そう考えると、ファイナンス×インストラクショナルデザインはこれから求められる分野ではないでしょうか。

もしも関心がある方がいらっしゃれば、勉強会などしていけたらよいですね。
よかったらお声がけください!

お読みいただきありがとうございました。
ではでは。

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