見出し画像

怪しかったかも 私

日曜日に近所の道を歩いていた。郵便局の不在票をもった男性がきょろきょろしながら前を歩いているのに気が付いていた。日曜日なので他に人はいない。その男性が大きな郵便局のひとつ手前の角で立ち止まって地図を確認しながら頭をかしげていた。

次の道まで歩くと郵便局が見えるんだよってココロの中で自分との会話をしていた。

男性との距離が徐々に近づいてきて声の届くぐらいの近さになった時、私の口から自然に前方に言葉が発せられた。

郵便局はもう一つ向こうの通りです。あと、この道につづく側の入り口は閉まってますから、向こうにぐるっと回ってください。

声を聞いた男性はちらっとこちらを見た後、「このあたりに不慣れなもので。」と言って、立ち止まっていた歩みを再び動かし始めた。

また、後ろをついていくように歩く私。男性が郵便局の入り口に歩いていくために左に曲がっていく。また、ちらっと後ろを振り返った。目が合ったので会釈された。私も会釈を返す。

私はまっすぐ直進。無事に郵便局についてねと思いながら帰宅した。何の事はない日常の風景とその時は思っていた。

で、いま、御座候を食べながら気が付いたんだよね。あれって、あー怪しい人だと思われてたんじゃないのか?って。だって、挨拶もなく「道に迷っていますか?」とかの初めの言葉もなく、いきなりの言葉だったからさ。つけてたって思われても仕方がない。

それこそ、「あんた、誰やねん!」だよね。恥ずかしぃ~。

こうやって、記憶にある映像が時々よみがえることがある。今日は、御座候を食べながら思い出した。

今度から、人に声をかけるときは気をつけよう!!



いただいたサポートはクリエイターとしての活動費に使わせてもらいます。