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夏になると空を見上げたくなる

『この夏の星を見る』を
読みました。
まさに宝物のような一冊です。
この物語は、
コロナ禍という前例のない
困難に直面する中高生たちの
心の葛藤や成長、
そして希望を描いています。

本の内容とは関係ないけれど、
読み進めていたらふと…
いつかの夏に、
天体ショーを観よう!と友達と
夜の天文台へ行き、
夜のイベントが開催されている
天文台へ行きました。
天文台で見る星は、
デジタル画像で見る星より何倍も
生々しい。
金星、火星、木星、月、天王星。
巨大望遠鏡から観た星々は、
まるでゴーーーっと音を立てて
動いているかのようでした。
実際に音なんて
聞こえるわけではないのに、
その偉大さに圧倒されて自分が
ちっぽけな存在に思えてしまう
瞬間でした。
また、天文台へ天体ショーを
観に行きたくなりました。

Amazonより

この夏の星を見る
辻村 深月 (著)

この物語は、
あなたの宝物になる。

亜紗は茨城県立砂浦
第三高校の二年生。
顧問の綿引先生のもと、
天文部で活動している。
コロナ禍で
部活動が次々と制限され、
楽しみにしていた合宿も
中止になる中、望遠鏡で
星を捉えるスピードを競う
「スターキャッチコンテスト」
も今年は開催できないだろう
と悩んでいた。
真宙(まひろ)は渋谷区
立ひばり森中学の一年生。
27人しかいない新入生のうち、
唯一の男子であることに
ショックを受け、
「長引け、コロナ」
と日々念じている。
円華(まどか)は長崎県
五島列島の旅館の娘。
高校三年生で、吹奏楽部。
旅館に他県からのお客が
泊っていることで
親友から距離を置かれ、
やりきれない思いを
抱えている時に、
クラスメイトに天文台に
誘われる――。

コロナ禍による休校や
緊急事態宣言、これまで
誰も経験したことのない
事態の中で大人たち以上に
複雑な思いを抱える
中高生たち。
しかしコロナ禍ならではの
出会いもあった。
リモート会議を駆使して、
全国で繋がっていく
天文部の生徒たち。
スターキャッチコンテストの
次に彼らが狙うのは――。

哀しさ、優しさ、あたたかさ。
人間の感情のすべてがここにある。

この夏の星を見る
辻村 深月 (著)
Amazonより


Amazonより


物語の主人公は
茨城県立砂浦第三高校の亜紗、
渋谷区立ひばり森中学の真宙、
長崎県五島列島の円華の三人です。

この三人がリモート会議を通じて
全国で繋がり、
新たな友情や絆を築いていく姿は、
読者に深い感動を与えます。
彼らが次に狙うのは
スターキャッチコンテストです。
星を通じて希望を見つけ出し、
互いに支え合う姿が描かれ、
読者の心に温かい感情が広がります。

「この夏の星を見る」
を読みながら、
再び天体ショーを観に天文台へ
行きたくなる気持ちが
湧いてきました。
この物語は、哀しさや優しさ、
そしてあたたかさといった人間の
感情のすべてを包み込み、
読者に深い感動をもたらします。
コロナ禍での困難な時期に
希望とつながりを見つけ出す
中高生たちの姿は、
私たちにも勇気と元気を
与えてくれると思います。
この本を読むことで、
きっと誰もが心の中に新たな星を
見つけることができるはずです。

Kindle版

単行本


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