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答えを、ずっと探求し続けるという希望

やっとAudible版で
『スピノザの診療室』
を聞いた
『本を守ろうとする猫の話』
のナレーション
も良かったけれど
今回の『スピノザの診療室』
も良かった。
どっぷり浸かれましたw
医療関係の方なら
その場合こう動くなとか
思ったりするだろうなぁ
多分その症状これだな!
と思って読んでしまう
のでしょうね

内視鏡検査を思い出し
上部、下部
ERCP
ステント
EST
EMR
ストリップバイオプシー
ポリぺくしたなぁ…
知ってるよ
ガイドワイヤー
難しかったなぁ…
思い出す

難しかったけど、
面白かった。

面白いって言ったら
ゲーム感覚で
言ってるようだけれど

難問になればなるほど
燃える心

不謹慎だと思う

そうだけれど、
でもね

そうじゃなきゃ
出来なかったと思う

冷静になれなかった
と思う

カメラを入れた途端
血だらけで
見えない…とか

先生の怒号に
耐えられなかったと思う

目の前でウーウー
言ってる患者さんの
介助も出来なかったと思う

吐血、下血

さぁ急げ!だった…

感情は二の次

・・・・・・

今や高齢化社会
介護者だらけ
一般病棟でも
介護者だらけ…

それが2024年問題

家で亡くなると言うこと

私は、
自宅で亡くなりたい

病院で死にたくない

その人の意思を
尊重してくれる医師に
会えたなら…
ラッキーな事だと思う


スピノザの診療室
夏川草介(著)


現役医師として
命と向き合い続けた
著者が到達した、
「人の幸せ」とは。

累計340万部突破の
ベストセラーシリーズ
『神様のカルテ』を
凌駕する、
新たな傑作の誕生!

その医師は、
最期に希望の灯りをともす。

【あらすじ】

雄町哲郎は京都の町中の
地域病院で働く
内科医である。
三十代の後半に
差し掛かった時、
最愛の妹が若くして
この世を去り、
一人残された甥の
龍之介と暮らすために
その職を得たが、
かつては大学病院で
数々の難手術を成功させ、
将来を嘱望された
凄腕医師だった。
哲郎の医師としての
力量に惚れ込んでいた
大学准教授の花垣は、
愛弟子の南茉莉を
研修と称して哲郎のもとに
送り込むが……。

●著者より
読者の皆さまへメッセージ

医師になって二十年が
過ぎました。
その間ずっと見つめてきた
人の命の在り方を、
私なりに改めて丁寧に
描いたのが本作です。
医療が題材ですが
「奇跡」は起きません。
腹黒い教授たちの
権力闘争もないし、
医者が「帰ってこい!」
と絶叫しながら
心臓マッサージを
することもない。
しかし、
奇跡や陰謀や絶叫よりも
はるかに大切なことを、
書ける限り書き記しました。
今は、先の見えない
苦しい時代です。
けれど苦しいからといって、
怒声を上げ、
拳を振り回せば道が
開けるというものでも
ないでしょう。
少なくとも私の心に
残る患者たちは、
そして現場を支える
心ある医師たちは、
困難に対してそういう戦い方を
選びませんでした。
彼らの選んだ方法は
もっとシンプルなものです。
すなわち、
勇気と誇りと優しさを
持つこと、そして、
どんな時にも希望を
忘れないこと。
本書を通じて、
そんな人々の姿が
少しでも伝われば、
これに勝る喜びはありません。
(夏川草介)

●著者プロフィール

夏川草介
(なつかわ・そうすけ)
一九七八年大阪府生まれ。
信州大学医学部卒業。
⻑野県にて地域医療に従事。
二〇〇九年『神様のカルテ』
で第十回小学館文庫小説賞を
受賞しデビュー。
同書は二〇一〇年本屋大賞
第二位となり、
映画化された。
他の著書に、
世界数十カ国で翻訳された
『本を守ろうとする猫の話』、
『始まりの木』、
コロナ禍の最前線に立つ
現役医師である著者が
自らの経験をもとに綴り
大きな話題となった
ドキュメント小説『臨床の砦』
など。

スピノザの診療室
夏川草介(著)
Amazonより

Audible版で聴いていて
時々ぐっと
涙を堪えるシーンや
しみじみジーンとくる
シーンがあり

医療職ならではの、
死を目の前に
何度も何度も
問いかけられる
患者さんを前に
無力だと思わされる

雄町哲郎先生は、
スピノザを思い出す
これが正解なのか?
不正解なのか?
スピノザの様に
レンズを磨きをする
(探求し続ける…)


患者さんの人隣にいる
雄町哲郎先生の様な人は
この世界に何人いるのか
分からないけれど
そう言う先生がいる事に
感謝したいと思う


kindle版


Audible版

Amazonより


………………
自己紹介
noteがスキ
❤️になってきた。より

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