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芥川賞(第170回)受賞作品は…

令和6年/2024年
1月17日

第170回芥川賞は本日選考会。

候補作

アイスネルワイゼン
三木 三奈 (著)

32歳のピアノ講師
・田口琴音は、
さいきん
仕事も恋人との関係も
うまく行っていない。
そんな中、
ひさびさに
連絡をとった友人との
再会から、
事態は思わず方向へと
転がっていく――。
静かな日常の中にひそむ
「静かな崖っぷち」を描き、
心ゆすぶる表題作
(第170回芥川賞候補作)。


選考委員の絶賛を浴びた
文學界新人賞受賞作
「アキちゃん」を併録。
「すべての結果として
この作品は、
新人離れした堂々たる手腕を
示すことになった」
(川上未映子氏の選評より)

アイスネルワイゼン
三木 三奈 (著)
Amazonより

なんとも読みたくなる
一冊
書評に川上未映子さんの
コメントがあり
グッと引き立って見えた

Kindle版

Blue
川野 芽生 (著)

【第170回 芥川賞候補作】

割りあてられた
「男」
という性別から解放され、
高校の演劇部で
人魚姫役を演じきった。

そんな真砂(まさご)が
「女の子として
生きようとすること」を
やめざるをえなかったのは――。


『人魚姫』
を翻案したオリジナル脚本
『姫と人魚姫』
を高校の文化祭で
上演することになり、
人魚姫を
演じることになった真砂は、
個性豊かな
演劇部のメンバーと
議論を交わし劇を
つくりあげていく。
しかし数年後、
大学生になった
当時の部員たちに
再演の話が舞い込むも、
真砂は
「主演は他をあたって」
と固辞してしまい……。

自分で選んだはずの
生き方、
しかし選択肢なんて
なかった生き方。

社会規範によって
揺さぶられる
若きたましいを
痛切に映しだす、
いま最も読みたい
トランスジェンダーの
物語。

Blue
川野 芽生 (著)
Amazonより

人魚姫のお芝居で
「姫と人魚姫」
を演劇に持ってきた
と言うセンス
どんな物語なのか?
お芝居も観てみたい

Kindle版


東京都同情塔
九段理江 (著)


日本人の欺瞞を
ユーモラスに描いた現代版
「バベルの塔」

ザハの国立競技場が完成し、
寛容論が浸透した
もう一つの日本で、
新しい刑務所
「シンパシータワー
トーキョー」
が建てられることに。
犯罪者に寛容になれない
建築家・牧名は、
仕事と信条の乖離に
苦悩しながら
パワフルに未来を
追求する。
ゆるふわな言葉と、
実のない正義の関係を
豊かなフロウで暴く、
生成AI時代の預言の書。

東京都同情塔
九段理江 (著)
Amazonより

Kindle版

現代らしい一冊
生成AI
果たして、私は未来に
付いていけるのだろうか?
不安になった
付いていかなければ
未来へ

猿の戴冠式
小砂川チト (著)

ある事件以降、
引きこもっていた
しふみはテレビのなかに
「おねえちゃん」
を見つけ動植物園へ
向かう。
言葉を機械学習させられた
過去のある類人猿ボノボ
”シネノ”
と邂逅し、
魂をシンクロさせ
交歓していく――”
わたしたちには、
わたしたちだけに通じる
最強のおまじないがある”。


幻想と現実が互いに
侵蝕していく圧倒的筆致。

人間存在の根源的な闇に
光をあてる
”唯一無二の才能”。

猿の戴冠式
小砂川チト (著)
Amazonより

言葉を機械学習させられた
過去のある類人猿ボノボ
”シネノ”
と聞いただけで
可愛そうと思うのは
偏見なのだろうか?

目が見えない人の為の
盲導犬とかの部類に
入るんだろうか

盲導犬を見ただけで
泣けてくる

この子のん動物生は
幸せなんだろうか?

話がそれる

動物の本はどうも
主観が入ってしまうので
読む時は注意

Kindle版


迷彩色の男
安堂ホセ (著)

ブラックボックス化した
小さな事件がトリガーとなり、
混沌を増す日常、
醸成される屈折した怒り。
快楽、恐怖、差別、暴力。
折り重なる感情と衝動が
色鮮やかに疾走する
圧巻のクライム・スリラー。
文藝賞受賞第一作。

迷彩色の男
安堂ホセ (著)
Amazonより

レビューが色々
あって面白い

鉄というキーワードで

塚本晋也さんの
「鉄男」を思い出す

汗臭さや男臭さ
血生臭さ

そう言うのを
勝手に想像してしまった

Kindle版

この本の中から
芥川賞が選ばれるんですね!
どれも概要が面白い

Kindle Unlimitedや
Audible版で
全部読んでみたいw


………………
自己紹介
noteがスキ❤️になってきた。より

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