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マニラへの小旅行を経て再確認した自分の性格

先週、初のマニラへの小旅行に行って来ました。フィリピンはもともと16世紀スペインの占領下にあったこともあり、スペイン建築の名残があるイントラムロスへ観光しにいきました。あまりクラブとか表面的な刺激が好きではなく、どちらかというと自分と向き合うような建築や美術が私の好みなので、フィリピンにもこんな場所があったんだなぁと嬉しく思ったり。

訪れた教会では行くとこ行くとこ結婚式が行われていました!旧正月だったから?大安だったのかな?

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中でもかなり見ごたえがあったのはサン・アグスティン教会と隣接するサン ・アグスティン博物館!博物館なんてそんなに大きくないだろうなぁと思いきや、なかなか規模のある博物館(美術館?)でした。こちらでまさかの1.5hほど滞在してしまいました。絵画や修道士たちが使用していたらしき薬瓶、彫刻、修道士たちが実際に勉学に励んでいた部屋など生活の様子が体感できる場です。とてもオススメなので是非マニラに訪れた際はこちらにいってもらえると良いかもしれません。

歩き疲れたらお馴染みのスタバもあります。こちらのスタバは19世紀ごろまでは軍の保管庫として使われていたそうで、内観も他のスタバと少し異なり歴史的な要素を含んでいるので見ごたえがあるかなと。

他にはカーサマニラ博物館(サン・アグスティン教会の目の前!)など美しいのでオススメです。

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観光したいところはGoogle mapのマイマップ機能を使ってあらかじめpinをつけておりました。移動中もGoogle mapをみれば距離や方向が一目瞭然なのでめちゃくちゃオススメです。作成の仕方は下記参照くださいませ。

タイトルにある通り自分の性格を再確認したのはその後です。もともとコミュニケーションするのが億劫だな、面倒臭いな、一人でいたほうが楽だなと思うタイプなのですが、グループ行動となるとそうはいかないこともありますよね。なんでかというと、職業柄かもしれないけどいろんなことをやってしまうのです。そうなると依存系の子は、なんでもやってくれる人に近寄って施しを受けようとする気がするんですよ。自分の足で立とうともせず、依存先を見つけるのだけは上手い。本当にそういうのが嫌で、たとえグループでいるのが楽しそうで羨ましくても、一人でいることの方がストレスが少ないので一人を選ぶことが未だに多いのです。ただ、それは何もない時だけ。トラブル時は協力する必要があります...。

平和なイントラムロス観光の後、お土産を買いたいという友達と共に少し離れたSM mall Asiaに行きました。SM mallってフィリピンに点在している大きなモールです。なんでも入っているのでイオンモールを想像してもらえると良いかもしれません。そこで買い物したり夕食を食べてしたらあっという間に20:30。私が通っている学校があるClarkまでだいたいバスで2hと、バスターミナルからトライセクルを飛ばして30minくらい。この時間にさらにバスが1hに何本でているのか、すぐに見つかるのかなど計算できない時間も別途あります。ご飯を食べたSM mall AsiaからもClark行きのバスが出ているということなので現地の方に尋ねながらバスターミナルを目指しました。幸運なことにバスはあっさり見つかり意気揚々と乗り込みました。バスの乗車賃は出発してから回収されるのですが、なんと55ペソ(110円程度)。。この金額は行きのバスの運賃の1/3程度なんです。なんで?どういう理由?バスのランクが低いの?(たしかに席数は多かった) そして、行きのバスに比べるとバス停に止まる回数が明らかに多すぎる。このペースで停まっていたら何時に到着するの?もしかして下道でずっといくやつ?Clarkまで結構距離あるから高速乗らないと間に合わないよ? 不安になった友達が乗務員に目的のバス停までの到着予定時間を聞いたところ「I don't know」との返答。あんたが知らなかったら誰も知らないよー!Google mapの移動時間計算で確認すると3.5hかかるとのことだけど正直どうかはわからない。確実に目的地までは行くものの、門限の25:00を超えると寮に入れなくなるためホテルを探さなければいけないのです。寮近くのホテルなんで分からない...。不安は時間と共に膨らみ、別のバスターミナルがあると思われるバス停で降りて別のバスに乗り換えることにしました。

心の中では、そのバスターミナルからバスが出ている可能性は?バスターミナルをすぐに見つけられるか?などリスクの方が頭をよぎりました。でも複数名で行動しているので自分の意見が正しいとも言い切れないし、自分の判断でみんなの責任を負うのも...と思い友達に続いてバスを降りました。降りたところは大きな交差点。クラクションの音、ジプニーの呼び込みの叫び声、決して綺麗とは言えない街、暗く見通しが悪い街...。視覚も聴覚も、そして体力も気力も削られている状態でした。こういう時に犯罪に巻き込まれたりするんですよね。その事実も知っていたので怖いという感情が優先してきました。結果、付近でバスターミナルが見つからず交差点上にある歩道橋を何往復した結果、Grab(UBERのようなもの)を呼ぶことにしました。Grabは、目的地はapp上で打ち込むので口頭で伝える必要もなくしかも事前に金額もわかります。ただ、トライセクルやジプニーに比べると10倍くらい高い!(それでも日本のタクシー代に比べたらとてもやすいのですが) Grabの目的地は行きに使用したバスターミナル。もうジプニーのスタッフに行き先の確認する体力もないので、安全と確実性をお金で買いました。Grabでの移動中もバスターミナルからバスが出ているが23:00が最後らしいという話や、Google map上でのバスの途中停留所に目的地がない...という不安を抱えつつ向かいました。バスターミナルに到着し、ドライバーに目的地を確認するとちゃんと目的の停留所に停まるとのこと!Google mapの途中停留所は所用箇所のみだったのか理由はわかりませんが、ここでやっと心から安心できました。

流れだけ書きましたが、最初はジプニーのスタッフに目的地を確認したりしていたのですが、相手がなにをしようとしているのか分からず結局ジプニーには乗らない(じゃあ今の交渉なんだったんだ...)というのが多く、途中からは言われるがままに動いていました。一緒にいるのに意思疎通が取れておらずチーム内でも疑心暗鬼な状態ですね。私の判断がどこまで正しいのか、判断する材料が少なすぎるという気持ちです。それは相手の判断にも言えることなんですけどね。今となっては、間違いに気づいた時点でGrabを使用していた方がリスクが少なかったんじゃないかなとも思いますし、そもそも日が落ちてから帰らず時間に余裕を持つのも必要だなと思いました。自分のことや、家族や恋人のようにこの人のことは全力で守る!と決めた人とであれば積極的に責任を取りにいきますが、他人に対してはどうも責任をとれない。どうでもいいと思ってしまう性格を再確認してしまったのでした。こんなトラブルの中で自分の性格の嫌な部分を再確認するとは思わなくて、色々な意味でいい経験になりました。はぁ、疲れた。。

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