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動く街と動かない感情とあと何か


私の通っていた中学校からは 海が見える。
遠くに見える、あの、青いのがそれ。
けれどかつて、この場所からはこんなに海は見えなかった。
街が、動いたからだ。私の住む街が。
だからこれだけ見えるようになった。

休日、早起きをした。
やりたいことを、やらなきゃいけないことを、すべて片付けようと思って。
結局、片付いたのは数あるうちの1つだけ。

最近、とても手首が痛い。
仕事で痛めてしまったのか、何か変なことをしでかしたのか、自分でもよくわからない。
仕事を頑張っているからとか、そういったことではなくて。きっとそうではなくて。
自分を下げるつもりもないし、悲劇のヒロインよろしく、同情誘うつもりで言うわけでもないけど、今、とても分からない事がある。

どういうことなんだろう。
沼にはまってしまった。しかも底なし沼なんだ。

たくさんの小さな約束、感情。どこに行っちゃったんだろう。
私はずっと変わらないけど、勝手な思い込みで勝手に終了に導いた。それが良かったのかそうじゃないのか。もうそれすら分からず当時は動揺して枯れるまで泣いた。
まあ実際、枯れてはいないからまだこうやって引きずっているのだけれど。

過度に感情を引っ張り出したところできっと望みはないのかもしれないし、寧ろもうその事すら消したいと思われているのかもしれない。
それも私の思い込みなのか、どうなのか。
はっきりさせたつもりだったけれど、はっきりしていないのは私のほうだったようだ。
あの人の心にもういないのかと思うと、寂しくてたまらなくなる。でもきっとそれも、届かない。まだ好きなんだけどな。

だから、先へ進もうと思う。
進めるかどうかも、わたし次第、だけれどね。

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