バレンタインデー・ホワイトデー

先月のバレンタインは、彼氏にチョコマフィンを手作りで渡した。一か月前から練習してたのに、本番で生地が足りない&生焼けになってしまい焦った。

ホワイトデーは、彼氏がケーキを手作りしてくれた。家に行ったら、お皿にボールを被せて持ってきて、開けたらケーキに私が好きなサンリオのキャラクター「ばつ丸」がチョコで描かれていた。すごく可愛かったし、私を喜ばそうとしてくれたのが嬉しかった。
夜の3時から作ったらしくて彼はすごく眠たそうだった。ばつ丸は可愛いんだけど、チョコで描いたからちょっとホラーみたいな感じにもなっててすごくおもしろかった。
お手紙もくれて、ぐっと来ちゃって、私はちょっと泣いてしまった。そしたら彼も私につられて泣いていて、それがおもしろくて笑ってしまった。

これはずっと思ってることなんだけど。
人は同じタイプとか似た者同士とか、そういう自分と同じ・違う・近い・遠い、みたいなグループ分けを自然と感じていると思う。
でも私はそういう自分と違う・遠い人とも重なることができる部分があるんだなーと思っている。育ってきた環境とか、価値観とか、いろいろ違っても、それでもお互いを知って受け入れて感情や空間や思い出を共有できることがあると思う。
相手が自分と違うところはすごくおもしろいと思うし、重なっているところはすごく愛おしく思う。完全に無理!って離れちゃうんじゃなくて、どこまでが重なって、どこまでは重ならないけど理解できて、どこからは重ならないし理解できないけどおもしろがるみたいな、そういうなんとなくのラインで人と一緒にいたいなーと思う。その中でお互いの最適解を見つけたいと思ってる。
かなり抽象的な話なんだけど、彼は私と違うタイプの人間だけど一緒にいることができてるのは、こういう感覚があるからかなって思った。

ちょろい女子大生の川添理来です。