#2022年下半期VTuber楽曲10選 11月分

こちらの記事は「野良猫のユウ」さんが主催されております『 #2022年下半期VTuber楽曲10選 』という素敵な企画に参加させて頂き、10選(×6)の5本目となります。

細かい事につきましては1本目となる7月分の冒頭に書いてありますので、そちらをお読みください。

※この記事はあくまで『独断と偏見』によりピックアップさせて頂いたものですので「この方が入ってないじゃん」や「私の思い描いた感想と違う!」といった相違的な部分もあると思いますので、ご了承ください。

※以下、一部敬称略


1:愛に全てを/JOHNNY HENRY

エネルギッシュでパワフルな歌声や演奏が一際輝くブルースがかっこ良く、自然と心踊る気分になっていったり、どこかノスタルジーな雰囲気にも浸れるのが素敵でした。
今回は特にMVにも凄く力が入っていて、CM開けからの曲へと入る雰囲気や字幕の流れ方、司会者の雰囲気に画質やアス比、鉄骨剥き出しのセットに手ブレで安定しないカメラといった画面に映るもの全てが昔に放送されていた歌番組の構成を意識している拘りの凄さが感じられ、より没入感が増して懐かしく気持ちに浸れるので楽しい気分に拍車が掛かりました。
その世代ではない方々も「昔はこういう風な歌番組があった」と新鮮な気持ちで見られるので必見です。

2:バース・デイ/浮遊信号

作詞作曲を担当している『esora uma』氏が11月12日に誕生日を迎え、それを祝し公開。
歌詞の内容は日常の中にある切なさや歯痒さが感じられるものなのですが、軽快なリズムと明るい歌声の組み合わせなので笑い飛ばしていけば何とかなると思えてきて聞いていると楽しい気分になってきました。
朗らかで暖かみのあるイラストもそれに拍車を掛けていて明るい雰囲気が広がっているのでどんな事でも何とかなりそうだと思えたり、世知辛い世の中でも頑張って生きていこうと前向きになれる活力が湧いてきたり元気が貰えている様に感じられました。
誰かの誕生日が来た時に流して一緒に『ハッピーバースデイ!』と言い合うのも楽しいと思いました。

3:VOYAGER/猫目石ネモ

ゆったりとしていつつも力強く伸びやかな歌声がどこまでも響いていき、まだ見ぬ誰かに届いていきます様にという壮大な願いが込められていると感じられ胸の内が温かくなっていく様でした。
この広大なバーチャルを取り巻く世界を『海』や活動内容を『航海』に見立てている様に感じ取れる内容が美しく、この航海の先にある自分の目指している場所へと辿り着く事だけではなく海の中や途中で立ち寄る港で暮らす存在(我々)に対して『一緒に行こう』と優しく語りかけている様に思えたり、その過程も大切にしていきたい事が伝わってくる優しく真っ直ぐで綺麗な歌詞が素敵でした。
また優しい光輝く希望に包まれている雰囲気や穏やかな心境を写し出している様な海が広がるMVも魅力的でした。

4:アマノジャク/リーシオン

コロコロとして可愛さ溢れる音楽からは想像できないほどに悲しい『失恋』を物語っている内容に最初は驚かされました。
相手の良い所や悪い所を良く見ていて本当に好きだったと感じさせてくれたり『ありがとう 大嫌いだよ』というフレーズからは別れてせいせいしている筈なのに気持ちの整理がつかずモヤモヤして後悔している様に思える複雑な心境をストレートにぶつけてきていていたりと、自分と照らし合わせた時に思い当たる部分が感じられるので段々と引き込まれていきます。
切ない思いを描いてる歌詞が次々と胸に突き刺さってくるので、切なさが込み上げてきて何とも言えない気持ちになりました。

5:Dual Fiction/AMOKA

あいぽさん(長髪の女性)の手を引いたり背中をグイグイと押し上げていく様な力強さに加えて、もいさん(黒髪の男性)がの繰り広げる怒涛のラップが炸裂するので気分がどんどん上がってきます。
双方のパワフルさやエネルギッシュさがぶつかり合い組み合わさる事によって今から凄く楽しい事が始まると思ったり、お洒落でかっこ良く決められるダンスサウンドに感じられたりとそのノリの良さに自然と身体が動き出したり身体の内側から元気が沸き上がってきました。
二人のイメージカラーや『AMOKA』があしらわれた新衣装、バーチャルの世界にダイブしていってると思えてくるUI表示といった細かな部分にも拘りがなされているMVにも注目です。

6:Chimera Idea feat.蓮宮ゆが,ブイカス(from DEAD BY DOWN)/ばにら

タイトルのキメラの名が差す通りバーチャルの世界の住人と現実の世界の住人が『画面』という境界線を取り払い肩を並べて映し出されているという異色のコラボに驚かされました。
そして緩やかで綺麗であったり急激に治安の悪くなる急降下にと、目まぐるしく移り変わっていき全く先の予想できない音楽が休むことなく次々と流れてくるので『次はどう来るのか』とワクワクしながら聞いておりました。
三人の持ち味をぶつけ合う事で何もかもが常識を覆しているので度肝を抜かれ痺れ続けさせるパワフルな曲でした。

7:KawaiiAdventure!/おきゅたんbot(宝来すみれ)

ミニアルバム『Virtual Hearts』収録曲。
いつだって新たな挑戦や未知なる事は怖いけれども、どんな時でも諦めずに勇気を出して一歩踏み出したら新たな世界が広がっており、その先へ行くことの楽しさや大切さが描かれていてひしひしと伝わってきました。
その言葉の数々からは前向きになれたり元気付けられる強さが伝わってきたり、弾むリズムに段々と楽しい気分になっていきました。
様々な視点へと動き回り現実での再現はまだ難しいと思える浮遊感たっぷりなカメラワークや多数のデザインや規模で描き出しているワールドの使用、今までの交流で繋がってきた多方面で活躍されている方々が一同になってエキストラ協力して撮影されるといったVRの強みや魅力が感じ取れるMVも素敵した。

8:ミッドナイトシティ/U-ske feat.小東ひとな

聞き始めの頃は優しく物静かな印象を抱くのですが途中で瞬き始めるように力強く煌びやかになる音楽に移り変わったりと、この曲全体で『星』をイメージしている様に感じ取れました。
あどけなさの残る少女が物思いに耽りながら静かにしっとりと歌い上げている様な透明感のある歌声が美しく、これら二つが合わさる事で冬の空気とも思える様な透き通っている綺麗な雰囲気を産み出していて凄くお洒落で充実した2分半を過ごせました。
夜の町並みから聞こえてくる喧騒に蓋をしながら歩いたり、星空が満点な夜空を見上げながら聞くお供としてぴったりな一曲かもかも知れません。

9:相即不離/月深ツキ

デビューから一年半という節目に公開された2つ目のオリジナル曲。
日本神話をイメージした曲となっていて『祝詞』を彷彿とさせる歌詞や詠み上げる様な歌い方をされているので、まるで神事を行っている様に思える荘厳さや神々しさ、美しさが際立っておりました。
『陰陽』や鳥居といった日本古来から伝わる『和』の要素を連想させる内容がMVの中にも満載で、より一層この世ならざる『神域』を見ている様な気分になります。
上記の通り『陰陽』をイメージされている部分があるという事もあり、途中で声が左右に振られている部分もありますので是非ともイヤホンやヘッドホンで聞いてこの世界に浸ってみてください。

10:ボクとキミのなおしかた/曇音ルカ

11月12日活動1周年を迎えられ、その際に公開されたオリジナル楽曲。
様々な感情が入り乱れぐちゃぐちゃになっている心境の中から何とかして伝えたいと絞り出すような感情の込められた歌声が儚く綺麗で、聞き始めた瞬間この楽曲の中へ一気に引き込まれていきました。
画面に写し出される会話から二人の関係がゆっくりとずれて崩れていってもう修復不可能なレベルになってしまった様子が読み取れたり、それでも好きだという気持ちが伝わってきたりと、二人の重たく悲しい失恋を見ている様であり何とも言えない気持ちになりました。
ピアノ伴奏と共に歌われる事でとめどない切なさが汲み上げてきて、より没入感が増しているのかも知れません。


終わりに

ハロウィンとクリスマスの中間に位置して一見何もなさそうで平穏な月の様にも感じますが、そういう風に感じてるんだろうな、お前の中ではな(画像)と思わされる程に何だかんだでイベントが盛り沢山な月でした。
もう年の瀬の足音がすぐそこまで聞こえてきて、いよいよ残す所あと一ヶ月分となりました。
次の記事で最後になります。
ここまで見ていただきありがとうございました。


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⇐Before(10月)

私が聞いた11月分のオリジナル楽曲達が気になる方はこちらの再生リストから↓

上記の再生リストだけではなく、普段は個人的な趣味の一環として
・今日投稿された楽曲
・翌日以降に投稿される予定の楽曲
・その日に投稿された配信や楽曲一覧
として再生リストに取り纏めています。
また、その日に投稿された楽曲を一つの再生リストに纏め、私のTwitterの固定ツイートに吊るしてあります。
紹介しきれていない中にも、まだまだ素敵な楽曲はいっぱいありますので、活用して頂ければ幸いです。

それでは最後まで見て頂きありがとうございました

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