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転職してきた自分ならではの役割

営業部の若手社員のひとりとして、リニューアル中のコーポレートサイト「採用ページ」のインタビューを受けましたYです。いいカッコせずに正直に答えすぎてしまったのかなと思っていますが、インタビューでの気づきなどをお伝えしたいと思います。

製造メーカーの営業は難しい

私は販売店での営業経験を経て、製造メーカー(当社)へ転身してまいりました。過去の経験を思い返してみると、以前の仕事より現在のメーカーの営業の方が難しいと感じています。なぜなら、私たち製造メーカーは販売店と違い、製品の買い手である施工会社に対して直接交渉できずアプローチしづらいからです(一般的な発注の流れは下図を参照)。

自分の努力が直接的に成果に反映される販売店の方が営業として面白味があるし、自分はやはり販売店営業の方が向いているのでは?なんて思うこともありました。

無題のプレゼンテーション (1)

ところが、採用ページのインタビューを受けることで、販売店を経験した自分だからこそ担える役割があるということに気付かされました。日々特に意識せずにやっていたことが、実はふと振り返ってみたときに特別なことであることに気づく。私にとって採用ページインタビューはそんな機会でした。

経験者だからわかること

現在の製造メーカーの営業の仕事は、販売店に対してのCRM活動や事業体へのアプローチなどがあります。販売店から施工会社に対して当社製品をいかに営業してもらうかは、まさに私(メーカー営業)次第です。ですので、われわれ製造メーカーと販売店の信頼関係や絆を築くことを大事にしています。

私は販売店での就業経験がありますので、自分だったら販売店の営業としてこう動く、こう動けばきっとうまくいくだろう、と想像することが多々あります。経験していなければ思いつかないことを自分は気づくことができるのです。それをいかにして相手にうまく伝えるか、自分が経験したからこそ相手に的確に伝わる言い方が肌感でわかります。これが私の強みであり、今の仕事の面白みにつながっています。

実は持っていた「外様意識」

販売店での営業経験は部内でも活かされていて、販売店の目線が分かるからこそ見えてくるものがあります。しかし、自分は転職してきた「外様」的な意識があって、「こうしたらどう?」あるいは「ああしたらどう?」といった改善提案を思いつきつつも、なかなか言い出せていなかったことに採用インタビューを通じて気づかされました。

それは社内に言いづらい雰囲気があるということではなくて、

自分の「外様意識」

が強かったからなのですが、今更ながら自分の未熟さを痛感します。
ここで私が、「今回のインタビューを通じて、それではいけない、変えるべきところは提言したり話し合ったりしていこう。そういう役割が自分にはあるのだ、「外様」意識を逆手にとっていくぞ!!」
なんて皆を一気に巻き込んでいけるとカッコいいのかもしれませんが、そこは今後の課題として、できることから少しずつ取り組んでいきます。
・・・こういうところが私は正直すぎるのかもしれません(笑)

自分の役割を楽しむ

本音を言いますと、納品先に直接営業できる販売店の仕事も魅力的だと今でも思っています。そう思う一方で、外様である強みを存分に発揮して自分の今の役割に応えていきたいとも感じています。

思いがけず受けることになった新コーポレートサイトの採用インタビューでしたが、普段何気なく感じていたことを言葉にすることによって、気持ちが整理され、自分自身と向き合うことができました。また、外様だからこその自分の役割を考えるいい機会にもなりました。

私のインタビューは正直すぎたかもしれませんが、それが日本鋳鉄管で働く等身大の営業マンの姿だと思います。かけがえのない後輩が当社に入ってくれることを切に願っています。




リニューアルしたコーポレートサイトの採用ページはこちらから!


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