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偶然に発見(セレンディピティ)の不思議

コーポレートサイトリニューアルで採用ページのインタビューを受けた企画部の者です。こういった経験がなかったので、とても新鮮でした。
外からみた当社って普段あまり考えたことがなかったので、いい機会になりました。

水道業界はなんぞや、みたいな話

そもそも業界の事ってよくわからないですよね。

自分の個人的な感覚として、魅力的な部分は、高度経済成長期に日本中に張り巡らされた水道管網が更新の時期に入っており、更新需要は計り知れないほど存在していることです。

現実というと、日本の人口が徐々に減っていく中、水道料金の値上げも厳しく、予算も限られています。

・耐震化が進まない。
・水道工事に対する理解が少ない。

等の課題があります。

ここで、耐震化について。
ご存知の通り、高度経済成長期に作られた建物、道路等の耐震化がどんどん進んでいます。私の母校も数年前に建て替えられました。
皆さんが卒業された学校も、耐震補強工事が施され、こんなデザインだったっけ?みたいなことになっているかと思います。

では、水道管の耐震化とは、簡単に言うと、
「大地震が発生しても、断水しない!」
です。(給水車に並ぶ長い行列をなくすことができる。)

そんな中で日本鋳鉄管の活動

じゃあ、この先どうなの?水道管メーカーとしての活動は?というと、ただ水道管を作って売ってるだけではありません。

限られた予算の中で工事を実施していただく為に、効率的に工事を実施していただくことが必要です。そのために、AIを活用した管路診断のご提案をしています。
また、水道工事に対する理解を深める為に、都道府県、市町村で開催される防災イベントに参加し、水道工事の意味をアピールしたりしています。

他にも、地道にこんな活動もしています。

SDGsの6項目めに「安全な水とトイレを世界中に(すべての人に水と衛生へのアクセスと持続可能な管理を確保する)」とあります。

日本では、「当たり前に蛇口をひねれば、飲める水が出てくる」それって、世界ではとても貴重なことです。これを見えないところで支えているのが、日本鋳鉄管です。

セレンディピティって何

採用インタビューで伝え漏れたことがあります。それは、

【セレンディピティ(Serendipity)】

です。1754年にイギリスの小説家が生み出した造語で、意味は「思わぬものを偶然に発見する才能(能力)」とあります。(出典:wikipedia, weblio)
 
この言葉は弊社日下社長就任の2018年6月に「方針説明会」が開かれ、パワーポイントを駆使した資料で約1時間の話があった中で

【セレンディピティの精神を大切に】

と言われました。私にとって、初めて耳にした言葉でした。

「セレンディピティ」って言葉が頭から離れません。
説明会終了後、早速インターネット検索し、上記の意味だと知りました。解釈は様々ですが、私は【偶然に発見】が大切なキーワードだと思っています。

「就職・異動・転職」もその一つかと。
それまでの努力が実を結ぶだけではなく、なんとなく引っ掛かったその先で新たな出会い(人・もの・知識)を大切にすると、さらに大きな一歩が踏める気がします。今後も【セレンディピティの精神を大切に】過ごしていこうと思っています。

人に恵まれた21年間

今回のインタビューは、社会人生活の21年を振り返る大変いい機会でした。でも、サイト用の写真撮影はもうコリゴリです(笑)。

改めて感じたのは、周りの人に恵まれ、要所要所で助けてもらい、なんとか21年間過ごしてこられたってことです。10年ぐらい前の上司からは「一人で仕事してるんじゃないんだ、あきらめるな」と何度も励まされてました。感謝しています。

インタビューの詳細は、新コーポレートサイトが完成したらぜひご確認を…。




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