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誰にでもできる(はずのない)とても凄いこと

総務部です。
コーポレートサイトリニューアルに向け、採用ページ用の先輩社員へのインタビューが始まりました。

なぜこの会社に入社したのか?今の仕事内容は?どこが面白いのか?
といった質問が、制作会社のインタビュアーから次々と先輩社員へ投げかけられます。

先輩社員何名かの目を通して、その歩んできた姿を見ていただくことで、当社に興味を持っていただいた学生さんたちに、当社を立体的に体感していただくことを目指したものです。

採用のインタビューなんだから…

みんな結構本音を言うんですよ。
「採用のインタビューなんだから、もう少しカッコつけてくれてもいいよ…」と、総務部としては横でハラハラするのですが、皆ありのまま、素直に答えています。

インタビュアーも少し困った感じで、いろいろと変化球を投げ込んできます。「こういう聞き方ならどうかな…」ってな感じで。

当社への入社理由も、ウチの会社はこういうところが魅力でした、というところになかなか至りません。先輩の紹介で、とか。やっぱり「人」が大事なんですね。

しかも

「仕事はどこが面白いですか」

って聞かれると、あまり答えが出てこないんです…(心配)。

ですが、自分の仕事内容について聞かれると、皆熱く語り出しました。

ああでこうで、この辺りが難しいけど達成感があるとか、きちんと答えが返ってくるんです。皆自分の仕事を、真摯にひたむきに、日々行ってくれているんだなと実感でき、嬉しくなりました。

キャリアチェンジをしたN君の凄さ

その中でも、特に驚かされたのは、製造から営業、企画とキャリアを積んだN君です。N君は、それぞれの経験が次の部署で活かされているということを普通に語っていましたが、これって結構凄いことだと思います。

当社のような水道管メーカーにおいて、作る側だった人が売る側の人になることって時々あったりしますが、彼は、作る人と売る人の間に立つ生産調整の業務までこなしています。3つのキャリアをこなしているN君。

何が凄いって、製造と営業の両方を経験した人がその調整を行うので、それぞれの気持ちがわかるんです。そんなの最良の対応ができるに決まってる!

N君は製造をきちんとこなしたからこそ、営業もきちんと務まり、営業もきちんとこなしてきた人物だからこそ、その間に立つ生産調整業務がうまくできるのです。

製造は、お客様第一と思いつつ、時として生産する側の立場を主張します。営業はお客様の要望をできるだけかなえようとします。間に立つN君は製造経験していることで生産の仕方も熟知しているし、お客様目線も体得しているので、最も適切な判断ができるだけでなく、場合によっては具体的なアドバイスもできたりするんです。

ベンチャー企業であれば、一人でいくつもの職種をカバーするようなことも多いでしょう。「普通じゃん?」と思うかも知れませんが、これって実はとても凄いことなんですよ!!

規模の大きくない会社では、営業と製造の間に生産管理の人を置く余裕がない場合も多いでしょう。営業と製造、両方の業務内容を把握し、さらに気持ちまで汲み取って調整をこなす。そういうN君はとても傑出した存在です!!!

「誰でもできると思います」

インタビュアーが、N君に、

「キャリアチェンジに向く人と向かない人はどんなタイプだと思いますか?」

と質問しました。

するとN君は、「誰でもできると思います。」とサラッと答えました。
「人の可能性はわからないから」と。

その答えに、彼が自分の可能性を信じて努力を重ねてきた事実が詰まっているなと感じました。

自分ができたのだから誰だってできる、彼はそう考えているのかもしれません。それはある意味正しいですが、私は、誰にでもできることではないように思います。だから、即答したN君に驚いたんです。

謙虚に、ひたむきに、まさかの営業への異動となっても努力を重ねた。そして与えられた場所で結果を出し、これまでの経験を活かして、今新たな生産管理の仕事もこなしている。その成功体験と培った自信が、「誰でもキャリアチェンジできる。」と言い切る今のN君を作ったんだと思います。

とにかくやってみる、トライしてみる、それに怖気づくことなく、まい進していく。そして、口数少なくともプロフェッショナルな仕事をする。当社ならではの人材だなぁと思うのです。

皆の口から語られる言葉を聞くことで、皆の仕事への熱さを再確認することができました。N君を始め、当社のメンバーを改めて誇りに思った採用ページ用のインタビューでした!




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