英語圏に住んでも英語を話せないワケ

「英語を話せるようになりたいなら英語圏に住むのが早い」というが、単に英語圏に住んだだけでは、全く話せるようにならない可能性もあるだろう。

なぜなら、

  • 「これ英語でなんて言うんだろう」という疑問を持ち

  • 調べたり聞いたりして理解し

  • それを実際に自分で喋ってみる

というプロセスを何度も繰り返す中で単語やフレーズ、文法などが脳に定着するのだろうが、単に英語圏に住んだだけだと普段は一人で行動し、なるべく話さなくても良い環境に身を置いてしまい、先程のプロセスの回転数が落ちてしまう可能性があるからだ。

僕自身、せっかく今英語圏にいるのに、普段自分が英語を話す中で「全然話せない」と思うことがしょっちゅうだし、相手が眉間に皺を寄せるのをみると、「やっぱ伝わってない。。。」と自信をなくし、そうした目に合わないように「会話を最小限にしたい」と会話に消極的になってしまうことがある。

こういうのを仕組みで解決するには、月並みのアイデアだが、自分が一人にならない仕組みを作るしかないと思う。手っ取り早いのは、ルームシェアをして常に英語話者が近くにいる状態を作ること。そうすると、嫌でも向こうから話しかけてきたりするので、半強制的に英語を話す機会を作れる。あとは、現地の語学学校に通うのも、定期的に英語に触れる機会を作りつつ友達作りもできるので良い。

繰り返すが、英語圏に行くと、「自分は全然話せない、聞き取れない」とショックを受け、傷を負わないように消極的になって結局英語を話す機会を減らしてしまう可能性がある。それはもうしょうがないことなので、そうした中でも強制的に英語を話す仕組みを自分で整備するのが手っ取り早いのである。



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