見出し画像

微睡む時間。


冬の朝。
いつも予定より早く少し目が覚める。

まだ誰も吸いこんでいないような
ツンと冷たい空気が
外から部屋の中へ流れこんでいる。

布団の外側をそーっと手の平でなでる。
温まりすぎている布団の中の空気と
冷たい静かな気温が程良く
一日の中の、一番始めの、好きだなーと思う瞬間。


今度は足でムートン地の敷パッドをサワサワ〜となでる。
この時は愛犬が足にぴったりくっついて寝てるので
(それも幸。)
起こさないようにそーっと、、


好きな瞬間、気持ちいい瞬間を
ひとつひとつ繰り返しながら
カーテン越しに朝日が登り始めるのを感じ
微睡(まどろ)んでいる朝の数分。数十分。
そばで寝ている家族の寝息を聴きながら、、。

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?