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感謝せずにはいられないフランス人もいる

フランスという国のことは好きになれなかったけれど、個人レベルとなると話は違ってくる。

まず、子供が最初にお世話になった弦楽器の先生。しばらく連絡を取り合ってはいなかったが、娘が進学してパリに行ったことを聞きつけて、連絡をくださった。

思い返してみると、子供の面倒をよく見てくれて、子供もとても懐いていた。

この先生とは、子供がコンセルバトワールに入るまでお世話になった。

コンセルバトワールに入ってからも良い先生に恵まれて、良い関係を築けたと思う。生徒として、様々な経験もさせてもらった。事務方には面白くない思いもさせられたけれど。

結局、進学のために辞めてしまったけれど、フランスでは音楽を通じて良き人々に恵まれた。感謝せずにはいられない。

そういえば、学校の先生にもよくしてもらったな。特にフランス語の先生。おかげで、フランス語に自信がついた様子。

私個人的には、今のアパート担当の配管工のおじさん。水のトラブルで電話をかけるとすぐに来てくれるし、いつもテキパキと直してくれる。こういう配管工ばかりではないから、本当にありがたい。


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