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勝手に卒展プレイバック-前編-


藪から棒にエッシャーの騙し絵みたいなソファから失礼します。

もう成人してしまったので芽生えた気持ちをぐっと押し殺しましたが、note担当が幼少の頃だったら、鼻水を垂らしながらトミカを走らせたくなるような魅惑的な形状ですね。

ちなみに同じモチーフですが、写真映像科の方が撮るとこうも違うんだな、と思いました。



今年卒展の会場となったせんだいメディアテークさんは、外観、内装ともに知的好奇心をくすぐるような意匠が施されており、足を運ぶたびになんだか少し賢くなれた気がします(スピッツの「チェリー」で「愛してるの響きだけで強くなれる気がしたよ」という歌詞がありましたが、今ならその気持ちが分かります)。

質問側の感情が読めない…メディアテークに嫉妬してる?


さておき



5日間に渡るニチデの卒展が、先日無事閉幕しました!
たくさんの方にご来場いただき、感謝の気持ちでいっぱいです。

今回はnote担当的ダイジェストをお送りしますので、来場された方は「あったあった」と副音声的な楽しみ方を、来場できなかった方は「くうー!!行けばよかったー!!」と思っていただければ幸いです。

それでは早速、レッツラゴー法律相談事務所〜!!


グラフィックデザイン科



今回の卒展で、一番最初に目に付く展示がこちらでした。ニチデの卒展会場の先頭にある、まさに顔となった展示です。
可愛らしい見た目で、ゆるふわというには妙に生活の温度感を感じるキャラ設定で、そのギャップに心奪われる来場者が続出。


展示されている「あるぱか」にはライドオンできる仕様だったので、それも人気の要因でしたね!体験型はやはり強い。



天井から吊るされたのれんが美しい展示


写真映像科に協力頂いた素材(上部パネルのビン)も相まって、圧倒的「美」です




Webデザイン科



Webデザイン科は、グラフィックデザイン科と比べたら展示の見劣りするかも知れません。しかしですね、すごいのはやはりWebの中身です。ちょっと除けば分かる、圧倒的スキル。


動画を組み込んだり、ストレスのないレイアウトになっていたりと、見やすさ、分かりやすさ、美しさが群を抜いています。
入口は狭く見えるけど、入ってみると実はすごい奥行きがある。そういう隠れ家的な、ワクワクするような期待感がある展示でした。
こちらも、卒業生がお世話になっているWeb業界の会社の方が実際に操作して「ここまでできるなんてすごい!」とお褒めの言葉を預かることができ、玄人も唸る展示でしたね。



Webデザインのコースなのに、絵がうますぎる

こちらの学生さんは、チェック会で「せっかくならアクスタもあったほうがいいね」というアドバイスを受けてすぐに作成!素晴らしい行動力!!というかシンプルに絵がうまい!!!

Webに強くて、絵も描ける。君なら絶対、入学時から望んでいたフリーランスに早々になれると思います。




早々のフリーランス





雑貨デザイン科



でかすぎ



すごすぎ

雑貨デザイン科はニチデで一番自由な科なのかも知れない、と常々思っています。材料も製法も大きさも、学生さんによって大きく異なります。

個人ごとの「何を表現したいか」という気持ちをいかに汲み取れるかが卒展の醍醐味ですよね。


動画で作る過程を見れる そしてイスのクッションも手作りでふわふわでした!

老若男女問わず、足を留める方が多かったのが雑貨デザイン科の特徴でした。
銀髪のご婦人が懐かしいわ、と頬を綻ばせれば、ほかほかぱやぱやの小さなお子様がなんだこれはー!!とぴょんぴょん飛び跳ねる。世代を超えて心を動かす、すごい学科です。


小さなものから大きなものまで



イラストレーション科



お、オタクが全員好きなやつ〜〜👆👆‼️‼️
細かい設定資料、大好物です。ありがとうございます。
自分で文字とその早見表を0から作って、隠されたメッセージを読むと実は…という、仕掛け満載の展示で、思わず長時間立ち止まってしまいました。


こちらの作品は、窓枠を実物にしたことで「眺める」という行為への解像度が一気に上がっている気がします。note担当が夜空(宇宙)を眺めた時の空気のキリッと冷たい感じ、鈴虫が鳴いてる音まで思い出せました。

イラストレーション科の面々はイラスト+立体物の展示のある方も多くいらっしゃって、見応えがありました!




今週はここまで!!!
まだまだ紹介しきれていない科がありますので、そちらは次週以降のお楽しみとさせていただければと思います。

それでは、よい休日をお楽しみください〜!!

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