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20年来続くご縁

大学の入学式の日を覚えている人っているんだろうか?

私は鮮明に覚えている。

同じ高校から同じ大学へ進学する友達が一人もいなくて心細かったあの日、大学とは別の、大きなホールで入学式が行われた。
着なれないスーツに身を包み、見知らぬ環境へと飛び込む。
不安や期待が入り混じった中、式典が始まるまでに席を見つけて座る。

その時、たまたま隣に座って話しかけてくれた子とは、入学式後も話すようになり、一緒に授業を受けることなんかも増え、そして、いまだにまだ連絡を取り合う友達だ。

大学時代サークルやクラブ活動をしていなかった私にとって、数少ない友達の一人。

とても堅実な友達で、地元の企業に一般職で入社したものの、実力が認められて今は総合職、そして今はマネージャーとして働いている。専門的なキャリアをガッツリ築いている。
一方の私は1年多く大学に在籍して、交換留学を経験。社会人になってからは職種も業種も異なる企業4社で働いている。いろんな経験を組み合わせながら専門的ではないものの複雑なキャリアを歩んでいる。
「組織のネコ」である私は「トラワーママ」を目指したい|けいよ (note.com)

全然違うような二人なのだが、芯がすごく似ていると昨日話していて気が付いた。
仕事の話をし始めたら、仕事に対するスタンスが全くと言っていいほど似ていて、「わかる!!」の連続。
いつの間にか時間を忘れて3時間もぶっ通しで話していた。

5か月前に自分の出身大学のある町に引っ越してきて、この町であの時のように友達と一緒に話しまくっているというこの状態が、本当に奇跡であるように思う。

大学で友達や知り合いは増えたものの、今でも連絡を取り合うのはごくわずか。これからもこのご縁を大切にしたい。



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