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リスティング広告の始め方どうすればよい!始めやすいGoogle広告をベースに解説!

「リスティング広告」はインターネット広告の中でも王道の施策であり、初心者から上級者まで実践的に取り組みやすいのが特徴です。戦略的に正しい方法で運用すれば、誰でも着実に成果を上げやすいのがリスティング広告の魅力です。

今回は「これからリスティング広告で成果を上げていきたい」という方に向けて、開始前に必要な準備や出稿までのフロー、配信後の注意点などを「Google広告」を例に挙げながら解説いたします。

Google広告でリスティング広告を始める際に必要な準備

Google広告でリスティング広告を始める際に必要な準備

Google広告を運用する上で、事前準備として必要となるのが下記の5つです。

・Google広告のアカウント
・名前・住所・支払い情報(クレジットカード)
・配信するURL
・キーワード
・タグの設定

それぞれの準備手順・詳細について見ていきましょう。

Google広告のアカウント

リスティング広告をGoogleで運用するには、Google広告のアカウントを作成し管理画面にアクセスする必要があります。

<Google広告の管理画面>

Google広告

広告アカウントはGoogleに登録していれば、Google広告公式サイトhttps://ads.google.com/intl/ja_jp/home/から、誰でも無料で作成できるものとなります。

Google広告2

赤枠の「今すぐ開始」から、アカウントの作成ページへと進むことができます。

配信するURL

Google広告3

アカウント作成に伴い、実際にユーザーが広告をクリックした後、実際にユーザーが訪れるページのURLが必要となります。宣伝したい商品やサービスの紹介ページや、購入・問い合わせを促すページを指定するのが一般的でしょう。

表示先のウェブサイトは1種類ではなく、複数のURLを登録することが可能です。

名前・住所・電話番号・支払い情報(クレジットカード)

アカウントに登録する運用者の「個人情報」「支払い情報」も必要です。Google広告では「前回の支払いから30日経過したタイミング」あるいは「利用限度額へ達したタイミング」で、このとき設定した支払い方法により自動的に金額が引き落とされます。

2021年9月次点では、日本での支払い方法はクレジットカードのみ選択可能となっているため注意しましょう。

キーワード
リスティング広告に設定するキーワードも、事前にある程度洗い出しておくと良いでしょう。キーワードを設定することで「ユーザーがどんなキーワードで検索したとき、広告を表示できるか」を決めることができます。ターゲットとするユーザーが、実際に自然検索で打ち込みそうなキーワード・かつ申し込み(CV)に繋がりやすいキーワードを選定する必要があります。

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キーワード選定では、ターゲットとするユーザーが実際に自然検索しそうかつ、申し込み(CV)に繋がるキーワードを厳選する必要があります。

タグの設定
上記までの4つで広告の配信自体は開始できますが、配信した広告がどれだけ成果につながったか(何件の申し込みが発生したか・費用対効果はどのくらいか等)を計測するために、タグの設定を行う必要があります。

タグはGoogle広告の管理画面で発行し、表示先のウェブサイト内に設置しましょう。

広告を出稿する際のフロー

アカウント作成が完了したら、実際に広告を出稿するまでの流れを見ていきましょう。主な流れは以下のようになります。

アカウント構成(キャンペーン・広告グループ・広告・キーワード)を設定する
1.広告を入稿する
2.審査通過を確認する
3.予算を設定・入金する
4.配信設定をオンにする

この工程で狙いたいターゲット像に刺さるような、効果的な広告文・適切なキーワード設定を行うことで、費用帯効果の高い広告運用が可能となります。

またキャンペーン作成時は類似する広告グループを同一キャンペーンへ、広告グループ作成時は類似するキーワードを同一広告グループへまとめることを、意識して取り組むと良いでしょう。

1.広告を入稿する
アカウント構成が決まったら、実際に広告を入稿していきます。目的に応じて広告目標を設定し、キャンペーンタイプは「検索」へと設定しましょう。基本的に画面上の指示に沿って進めていけば問題ありません。

2.審査通過を確認する
入稿したら、広告審査が通っているかを管理画面から確認しましょう。広告タブのステータス列が「承認済み」になっていれば、無事に審査を通過したことがわかります。


3.予算を設定・入金する
審査通過がわかったら、広告を運用するための予算を設定しましょう。金額は「おおよそ○○万円くらいだろう」といった感覚で決めるのではなく、目標の問い合わせや購入数(コンバージョン数)を獲得するために、どれだけの費用をかければよいか?という観点から設定するのが効果的です。

仮に毎月10件の問い合わせが欲しいとして、1件の問い合わせに2万円の広告費用がかかるとすれば、2万円×10件分=1か月に20万円の広告費を設定すべきことがわかります。

4.配信設定をオンにする
最後にキャンペーン・広告グループ・広告・キーワードの配信設定をオンにすれば、広告が出稿されます。

配信した後の注意点

Google広告は出稿すれば終わりではなく、配信後も小まめにCV数や率を確認し細やかな修正を加えることが重要です。配信後の注意点について見ていきましょう。

キーワード設定の見直しと改善
配信後は「どのキーワードからの流入が多いか」「除外すべきキーワードはないか」などを定期的に見直し、よりCV獲得につながる費用対の良いキーワードを厳選し続ける必要があります。

広告文の見直しと改善
キーワードと同様に広告文も配信をする中で、常により成果に繋がりやすい内容へと精査する作業が求められます。そのため1つの広告グループ内で、広告文は常に3~6つほどを並行して運用するのがおすすめです。

クリック率の高い文章と低い文章との違いを比較し、1~2週間おきに改善を行うことで、より効果の出る広告文へと洗練させることが可能です。

広告が表示されているかの確認
稀にあるトラブルとして「配信後に広告が表示されなくなった」というものがあります。要因としては「品質スコアが低い」「残高不足」「1日の上限金額に達している」「検索ボリュームが無さ過ぎる」など、様々な可能性が考えられます。

まずはアドワーズの「広告プレビューツールと診断」を利用し、広告掲載が確認出来るかを見ていきましょう。

まとめ

これからリスティング広告運用を始める方に向けて、今回はアカウント開設から出稿までの手順を解説しました。

リスティング広告は他のマーケティングツールに比べ、細やかな軌道修正がしやすく、かつ少額からも始めやすいという初心者にも取り組みやすいWEB施策です。まずはアカウントを作成し、PDCAを回しながら効果的な広告運用に取り組んでみてくださいね。

調査元:ニッチマーケティング総研 事務局

編集長:北林健誠





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