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「見逃し三振」より「空振り三振」

九州を縦断、本州を横断していった台風14号。
校長としては、風水害に対してどのように対応するかはいつも悩ましいです。
こうしたときによく言われるのが「見逃し三振」より「空振り三振」の方がいいという言葉。
台風が来ると予想していて休校という手を打ったら、進路が逸れたり早まったりして課業時間帯は特段問題が無かったときによく耳にします。
こういうのは結果論なので、気にしないようにしましょう。
先生たちにも「たまっている事務仕事を片付ける時間ができたよ!」とポジティブに声をかけていきましょう。

ところで、「空振り三振」というのは、自分が台風が来るから休校にすると決断した手が空振りして、(問題なく登校できたのにさせられなかった)=三振という意味なのでしょう。
では、「見逃し三振」というのは、どういう意味なのでしょうか。見逃し=手を打たないということなのでしょうが、三振はどういう結果なのでしょう。登校させたことで台風の被害を受けたということでしょうか。となると日本語としてはおかしな話です。
「見逃し三振」にはあまり大きな意味が無く、単に手を打たないことを指し示したかったのでしょう。

しかし、いつも空振りばかりしていると信頼を失っていきますので、きちんとヒットを打てるように正確な情報をしっかりとキャッチして判断していきたいものです。

ちなみに、天気予報のアプリは複数使用して判断しており、ウェザーニュースのアプリは1ヶ月350円の有料版にしています。
https://news.livedoor.com/article/detail/20793992/

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